腰痛は、骨盤の問題だと言われることも多くなってきましたが、それよりも内臓負担によるものが大多数です。
骨盤がゆがむと考えられていますが、体の中で最も強靭な構造をしている骨盤は、そう易々とゆがみません。
レントゲンやMRIの診断では、静止画像でしか判断されませんが、人間は常に動いている動物ですから、静止画像での判断では不十分過ぎる診断となります。
□ 考えられる原因
食べ過ぎによる腸や肝臓、腎臓負担
腸内環境の悪化
呼吸が浅くなっている
視覚や聴覚の異常によるバランスの崩れ
背骨全体の可動性不全
背部痛イコール内臓起因と考えてほぼ間違いありません。
右側の痛みや張りは肝臓、膵臓、横隔膜、左側の痛みや張りは胃や心臓、膵臓などの働き過ぎ(食べ過ぎ飲み過ぎなど)が関連します。
猫背になっているから、、という理由では起こり得ない症状です。
むしろ日本人の場合は背筋を伸ばしすぎて背部痛を起こす方が多いです。
内臓起因以外の背部痛や息苦しさであれば、体の動作連動がぎこちなくなってしまっている可能性を考えます。
□ 考えられる原因
肋骨や横隔膜の動きが硬く小さい
食べ過ぎによる消化器負担
糖分やアルコール、クスリの服用などの肝機能亢進
腸内環境の悪化