膝や股関節は、直接その部分が原因となって痛んでいるとすれば、怪我しかありません。
怪我をしたわけでもないのに痛い、、という場合は、他の関節の可動性の不具合によって仕方なく痛んでいるか
内臓起因の問題を考えましょう。
「軟骨や骨がすり減っているから痛む」
というのは、考えにくいです。
なぜなら、軟骨や骨には痛覚を感じる神経がないからです。
痛みのある部分に意識が行きがちですが、症状のある部分は全て
「仕方なく痛んでいるか」、「必要に応じて発症しているか」のどちらかです。
ですから、膝の痛みの場合は、足首や股関節の可動性を見る必要があり
股関節の痛みの場合は、足首や腰、背骨の可動性を見る必要があります。
□ 考えられる原因
他の関節の可動不全、または緩み
呼吸が浅く、横隔膜や背骨が硬くなっている
肝臓や胆嚢、消化器負担
腸内環境の悪化
O脚や外反母趾も、体のバランスを補正する為に、仕方なくそうなった結果です。
体の重心のかけ方のミス、視覚や聴覚のバランス機構のズレ
または、肝臓や内臓起因の場合も。
「骨盤がゆがんでいるから」というのも理由にされることがありますが
骨盤のゆがみもまた、仕方なく起きている現象ですし、原因とはなりません。
ゆがみが原因ではなく、ゆがませてしまう理由こそが原因です。
□ 考えられる原因
視覚や聴覚などの体幹バランスのズレ
呼吸が浅く、背骨全体が硬くなっている
肝臓をはじめ、内臓の負担