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花粉症の治療は体質改善


 花粉症の方にとっては辛い時期となりました。
ぼくも過去、花粉症で苦しんでいたので、気持ちはよくわかります。


目も鼻も痒くて、涙ボロボロになって、鼻水ダラダラで詰まって大変でした。

でも、今では治っています。
クスリは一切使っていませんが、治しました。
ですから、みんな治せます。




 花粉症の改善は、イコール、体質の改善です。
YouTubeの動画では、体質の改善、イコール、腸内環境の改善だとお話ししています。


ですから、結果として花粉症の改善は、腸内環境の改善ですね。


体内に入ってくる花粉の量がバケツいっぱいを超えたら花粉症になる…
という表現がありますが、まぁ間違ってはないのだろうけど、それだと万人が確実になるアレルギーとも捉えられます。


例えば、海老を今まで食べたことがなかったこどもが、初めて食べたその日に喉や肌の痒みを訴えたとしたら、量が関係しているでしょうか?
(↑細かく言うと、この例では抗体が別物ですが、そう言うニュアンス)





 アレルギーというのは、アレルギーの元となるアレルゲンに対して、抗体反応をするか、しないかの問題です。

花粉というアレルゲンに対して、抗体反応が過剰に反応しなければ、花粉症にはならない。



少量でも、大量でも、量が関係するのではなくて、抗体反応が出るか、出ないかの差で
その差は何処に関係するかと言うと、腸内の環境に関係する事が1番多いんです。


 アレルギーに対して抗体反応を出さないように、していくには、習慣的に頻度が高く食べているものが大きく関係します。


そして消化力と解毒力。


頻度・消化力・解毒力

この3ツが鍵です。



結論から言うと、この3ツの鍵をぶち壊すのが、パンと牛乳です。
限定して言いましたが、細かく言うと
パン、パスタ、うどん、ラーメン、揚げ物の衣などの「小麦食品」



牛乳、ヨーグルト、チーズ、生クリームなどを使った「乳製品食品」


です。






 《頻度の問題》

 パンと牛乳は、こどもであれば学校給食で必ず食べられるものです。
給食でなくても、パンとヨーグルトは欠かさず毎朝食べていると言う方も少なくありません。


アレルギーを引き起こすポイントとして、高頻度のタンパク質が要因となります。

パンに含まれるタンパク質の中でも「グルテン」
乳製品の中に含まれる「カゼイン」


これらが腸内炎症を起こし、アレルギー反応を作る土台が構築されてしまいます。



 《消化力の問題》

 グルテンに限らず、小麦自体には消化酵素を阻害する働きが備わっていることをご存知でしょうか?

・糖質を分解する消化酵素のアミラーゼ
・タンパク質を分解する消化酵素のトリプシン

このふたつの重要な消化酵素の働きを、シャットアウトしてしまいます。



タンパク質がアレルゲンとなりやすいのは、未消化のタンパク質には毒性があり、その未消化タンパクがアレルギー問題を起こします。


つまり、小麦を食べることで、卵や大豆などのタンパク質分解が損なわれ、アレルギーを引き起こすという事です。


小麦は、小麦だけの問題では留めず、他の食品にも影響を及ぼしてしまうのです。






 《解毒力の問題》

 牛乳、ヨーグルト、チーズなどの乳製品に含まれる、カゼインが、まず始めに活性酸素除去能力を阻害します。

活性酸素は体の炎症、細胞の錆びつき、老化の原因のひとつです。
体内に活性酸素が溜まり過ぎると老化が進行し、病態を作り上げてしまう為、活性酸素を除去する「グルタチオン」と言う超強力な抗酸化作用を持つタンパク質を作って、自らの体を守るシステムを持っています。


グルタチオンは、アミノ酸である

・システイン
・グリシン
・グルタミン酸

の3ツを合成させて作ります。



ですが、乳製品に含まれるカゼインが、システインの取込みを阻害し、結果的にグルタチオンの生成ができなくなってしまいます。


グルタチオンの無くなった体は、どんどん活性酸素に侵され、炎症が止められず、細胞の破壊と老化を阻止することができなくなってしまいます。

そうなると、全身の細胞も腸内もボロボロになります。


腸内がボロボロになると、元々、腸に備わっている毒素の除去能力である、アンチポーターと呼ばれる能力が行えなくなってしまい、それが元で肝臓や腎臓にまで毒素の負担を強いることになってしまう。

また、腸内細菌の働きが損われてしまいます。
腸内細菌は、消化と栄養の産生、吸収の手助け、免疫の構築、ホルモンの生成、など生命活動に欠かせない役割りを持っています。


その腸内細菌の働きが損なわれることは、生命維持の危機的状況と言って過言ではないわけです。




そこへ、本来何でもないような、様々なアレルゲンや菌やウイルスが侵入してくると、様々なアレルギーや症状を発症してしまいます。



 腸内環境をボロボロにするのは、カゼインだけではなく、もちろんグルテンもです。

小麦食品と乳製品を高頻度で摂り続けていると、栄養素の消化吸収ができず、さらに腸の解毒機能のアンチポーターが損なわれることで、毒素の排泄もできなくなってきてしまう。



昔は牛乳を飲むと下痢をしていたのに、今は下痢しなくなった。


と言うのは、良さそうに聞こえますが、残念ながらアンチポーターが機能低下したことを意味します。

それだけ毒素被害が回避しづらくなったということです。


パンや牛乳が大好きな人で、肌荒れや乾燥肌の人はいませんか?
白髪や抜け毛が目立ったりしていませんか?

これらは、甲状腺機能にも影響を及ぼしている状態です。



花粉症の話しでしたが、それだけではないですね。
花粉症の改善は、腸内環境改善、腸内環境改善は体質改善。

体質改善に絶対的に必要なことは、高頻度のパンなどの小麦食品と、牛乳やヨーグルトなどの乳製品を控えることです。


週一か、二週一に減らしてみましょう。