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慢性炎症と腸内


 以前から「腸内環境」について、書く機会が多く、伝えたいこともたくさん。
動画もシリーズにしてあげていっております。


動画は第三話まで公開しました。
この記事は、第五話辺りの話しになるかと思いますが、「慢性炎症」についてです。




 慢性炎症と、通常の炎症とは全く別。
動画の第二話辺りで説明した、腸内の炎症。
これはほとんど無自覚で進んでいく炎症反応で、慢性炎症の特徴でもあります。

通常の炎症反応は、急性炎症と言って
炎症が起きてからすぐに回復が始まるので、数日で済むものです。



対して、慢性炎症はじわじわと無自覚に、全身にまで広がっていく炎症で、治るのに数年かかる場合もある。
これが元で起こる疾病は、ガンやリウマチ、糖尿病、アレルギー、アルツハイマーなどです。


 慢性炎症は、体内の残留有害物質が原因になる他、自己免疫疾患や原因物質がだんだんと蓄積されていく事で起こっていきます。


コレってまさに、パン(小麦製品全般)と牛乳(乳製品全般)のことになる。


ただ、間違えた認識をしてほしくないのは、食べてはいけない!
のではなく…
習慣化させないこと!

これは、動画の第四話で話します。

習慣として、頻回に原因物質を取り入れる事で、徐々に徐々に慢性炎症の温床を育てていくのです。




 慢性炎症は、腸内やその他臓器内だけの話しではありません。
歯周病も慢性炎症ですし、アルツハイマーも。
だから、身体だけでなく、脳までひっくるめての話し。



もし、仮に脳に炎症が起きれば、うつや精神障害にもなり得るし、こどもの場合(大人も例外ではない)、脳の機能、発達、発育、様々に関連して来ることは容易にイメージできるはずです。


 先日、私ごとですが「親知らず」を抜きました。
最後の一本。

姪浜の「湯田歯科」さん
超オススメ!

上の画像も、湯田先生がFacebookで挙げられていた画像。
歯周病などが、脳にまで影響を及ぼすであろう事が、歯の根本の神経を辿っていくと分かりますよね!


 親知らずが痛むと、歯だけでなく、頬や目尻までじわじわと…
悪性の三叉神経痛かと心配になるくらいですよ…。

親知らずを抜いて、すっかり良くなったのでそれではなかったので安心。




「舌痛症」の動画でも解説しました、三叉神経。
(↑YouTubeにリンクしてます)

動画の説明欄に書いてありますが、悪性の場合、脳幹付近の腫瘍などが疑われるので、脳外科などを受診してくださいね。
悪性の場合、三叉神経の走行ラインの一部、ではなく、全体に痛みなどが起こります。



話しはズレましたが、慢性炎症が及ぼす影響力はハンパない。

炎症があると、リラックス…なんてできるわけないですから、交感神経が過剰にもなります。
自律神経の乱れはここからも起こりますね。


動画ではこの辺も、解説してみようと思っています。


 

こどもの脳や体に悪影響を及ぼす、慢性炎症、その発端となり得るパンと牛乳。


では、パンや牛乳を食べていないあかちゃんは関係ない?


いいえ。

そんな事ない。
妊娠中、出産時に受け継がれる「遺伝」
または母乳から入り込んできますよ。


お父さんは関係ない?
それもあり得ない!

あなたの精子、遺伝子は健康的でしょうか?

ではまた動画でもお会いしましょう。