肩こりや首こりがある人、ない人…
どこに差があるのでしょうか?
自然整体ウツロイは、その場で楽になるだけの施術ではなく、「ならない体作り」を目指した施術を心掛けています。
通わなくても良い整体…
目指すはそこ。
肩こりや首こりになり易い人、または常にそうである人は、見た目だけで判断するならば
「鎖骨」
が、重要なポイントとなります。
解剖学上、正常な鎖骨の角度は、水平180°
皆さんは、これがキープできていますか?
もし、逆ハの字に角度がついていたり、鎖骨が埋もれて見えなくなっていたとしたら、肩こり、首こりの悩みを抱えているかも知れません。
もし、鎖骨が逆ハの字になっていたとしたら、肩こりや首こりに効果があるとされるストレッチや体操は、単なる害負荷にしかなりません。
呼吸法や瞑想も食事療法も、まずは鎖骨が180°であることを前提としなければなりません。
肩こりや首こりに悩んでいる方は、まず、この鎖骨を180°に戻すことを意識しましょう。
それまでは、ストレッチや体操は残念ながら……
では、どのようにして鎖骨180°にするのか?
① 脱力
② 安定した呼吸
③ 食事
この3つの項目ごとに説明して参りましょう。
① 脱力
超重要なポイント。
まず、逆ハの字の鎖骨である場合、リラックスできていない!
常に力が入って緊張している…という状態なのです。
力を抜こうとしないと、力が抜けない。
もしくは、力を抜こうとしても力が抜けない。
そりゃ肩こるよね…(^^;)
って感じです。
まずは、脱力する癖を付けていきましょう。
鎖骨の角度は180°が正常
そして、皆さんがよく気にしている「巻き肩」ですが
これも解剖学上、正常な肩の位置は、前方に35°の位置が正常。
ですから、巻き肩は解剖学上正常なのです。
鎖骨180°にするには、当然巻き肩35°でなければなりません。
巻き肩35°である為には、背筋を伸ばして胸を張っていては絶対にそうなる事ができません。
良い姿勢の認識を180°ひっくり返さないと、肩こり、首こり体質からの脱却はできない。
胸を張る・背筋は伸ばす
この姿勢は、常に力が入っていて、緊張した状態であり、リラックスした姿勢ではない。
①の「脱力」は、リラックスした良い姿勢になるという事でもありますね。
② 安定した呼吸
これは、①が大前提です。
①ができていなければ、安定した呼吸にする事はできません。
脱力姿勢で、肩が持ち上がらないよう
軽くお腹が膨らむ「腹式呼吸」
鎖骨が逆ハの字になっていたら、肩が常に持ち上がった状態ですから、そもそも正しい呼吸にできないのです。
瞑想なども、鎖骨180°であることが大前提。
まずは脱力、しれができれば呼吸は自ずと安定してくるでしょう。
注意点としては、胸を張って呼吸しないよう注意です。
胸を張らずに、リラックスしていれば、肋骨の角度は60°くらいになりますが
胸を張っていたり
背筋を無理に伸ばしていたり
暴飲暴食していたり
疲れを溜め込んでいたり
すると、肋骨の角度はどんどん広がっていきます。
鎖骨180°、巻き肩35°、肋骨60°
これが解剖学上、正常値。
もう一度言いますが、胸を張って、背筋を伸ばしていては、正常値になる事はできません。
③ 食事
ここは暴飲暴食、糖質過多を気をつけることと、
ウツロイのブログではお馴染みのアレルギー性物質である小麦・乳製品の摂取頻度を下げる。
この点に注意して頂ければ、良い感じにおさまると思います。
あと追加で気をつけるならば
脂肪酸と腸内を整えることを考え
魚を週に2〜3回は食べること
漬け物や味噌汁を食べる習慣をつけること
肩こり、首こり体質は改善できます。
それはうちの様な整体でも改善は可能でしょうし、セルフでも。
上記3項目を気をつけて、快適な体作りをしてみてください。
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