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珈琲舎のだ


 仕事初めだ。
年末年始なまった体を震わせてシゴトをする。

休みの間中も頭だけは回していた。
そう考えてみる、仕事の事…健康にするには、病気を治すには、どの様な施術を行うべきか…など、ぼくの仕事に関することを、すっかり完璧に忘れて休むことが、おそらく1日もない。


ワーカーホリックというと聴こえが悪そうだが、人から言わせるとそんなモノなのだろう。


だから、せめて年末年始はゆっくり休んだ。
でも、結局施術してる方が楽しいのかも知れない。
ヒマな日もあったからだ。


ヒマを持て余すと、やる事と言えば趣味のカフェ巡りだ。


昨年はカフェ巡りがあまりできなかった(…そうでもないかな?)ように感じる。
なので、今年はしっかりカフェ巡りしたい。


年末はいつも「カフェ納め」を決まった喫茶店で行います。

その喫茶店は、いつも12/31まで営業してくれているのですが、今年はそれより前にお休みに入られたらしく、大晦日の日に行ったらもう閉まっていました。


ガックリと来てしまいましたが、気を取り直し博多阪急の珈琲舎のださんに訪れました。


のださんも、年末年始、必ずと言っていいほど訪れる喫茶店だ。


 珈琲舎のだ 博多阪急店の窓から見える景色は、こどもの頃に映画を観に連れて行ってもらうと必ず訪れた喫茶店からの景色にとても良く似ている…ような気がする。


めったと都会に出ない父と映画に行く。
阪急電車も梅田も、自分の普段いる世界とは全く違う世界で。
その全く違う世界に足を踏み入れるようで、ワクワクと怖さがあった。



普段食べないチーズケーキは震える程美味しかった。
チーズタルトやベイクドチーズケーキではない、ほんのりレモンが香るしっとりとふわっとした食感が滑らかに混ざり合うチーズケーキ。

クラシックなチーズケーキ。



結果、良い年末のカフェ納めになった。
今年は、カフェというより、喫茶店を巡りたいと思う。