福岡市西区姪浜の整体
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さて、今回は筋肉を強く揉みほぐすマッサージは良いのか?悪いのか?
というテーマ。
筋肉をゴリゴリほぐす、とにかく痛いマッサージ、関節をボキボキ鳴らす
整体って、以前はこういうイメージを持たれる人が多かった。
昔々の整骨院やなんかが、そういう施術をしていたので、イメージが固定されていたようですが、最近では痛みのない施術、優しい施術がメインとなって来ているので、少しイメージが変わって来たのかと思います。
さて、ゴリゴリ痛みに耐えて筋肉をほぐすマッサージは、良いのか、良くないのか
効果はあるのか、ないのか…
どんな施術方法も、その状態、症状に合っているか否か、です。
筋肉・組織が凝り固まって、筋張っている
伸び縮みしないといけない筋繊維がカチカチになって十分に伸び縮みしない状態には、ゴリゴリ痛みに耐えるマッサージが必要な場合があります。
痛みに耐えるマッサージは、筋肉をほぐしている…というよりも、筋肉を損傷させている。と言った方が正しい。
「え!壊してるの!?」
「そんな事して良いの!?」
となるかも知れませんが、これが時と場合、その状態に合っているか、否か、です。
わざと損傷させるメリットとは?
組織の回復には、まず破壊があってこそなんです。
破壊と創造は、世界、宇宙の法則。
何となくやっていけてるなら、そのままにしておく
どうにもならなくなったら、仕方ないから回復させる
というと、分かりやすいでしょうか。
本当は、10cm伸び縮みしてほしい筋肉が
あまりにも動かさなくて、凝り固まって伸び縮みが5〜6cmになっていた…
でも、何となくやっていけてるから、そのままでお願いします。
と脳の判断が、そうなっていたら、元には戻らないのです。
そこで、ゴリゴリと筋肉を損傷させます。
損傷したら、組織が新しく作り変えないといけなくなります。
新しい組織は、伸び縮みがしやすいので、7〜9cm伸び縮みするようになった。
脳は、「あ、そんなにいけたんやね」と、これまでの判断を変える。
という具合いです。
でも、これは、あくまで凝り固まって伸び縮みできない状態にまで陥っている場合にのみ有効な方法です。
では、その状態に陥ってしまうのは、どういう状況か??
寒いと筋肉が固まる、と言いますね
でも、これくらいのことじゃない。
筋肉が凝り固まって、必要十分に伸び縮みができなくなってしまうのは…
①怪我や手術の後遺症
②筋繊維の老化
①②以外では、あまりゴリゴリに揉みほぐさない方がいい。
❸血糖コントロールの問題
❹血流の問題
・血管の損傷や痙縮
・血栓、閉塞
これは、病変なので原因箇所の特定、そもそもの問題解決が必要。
間違っても、ゴリゴリ揉みほぐしてはダメですね!