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鏡開きと不思議な話し



 今年の鏡開きは、今日、1月11日。
年末に飾った鏡餅を割って、ぜんざいにして食べる日。



年神さまに、年末の大掃除を終えた合図として、門松としめ縄を玄関に飾り、神棚に向かい合わせになる様に鏡餅を飾ります。


29日を避け、28日や晦日、大晦日に飾るのが良いそうです。



正月飾りを見て年神さまがやって来て、鏡餅に入るので、鏡開きの日にぜんざいにして食べると、その年の年神さまが身体に宿り、無病息災が得られると言われます。



ウツロイも11日に鏡開きぜんざいを食べようと想います。




ウツロイには、心身に大小様々な症状を抱える方がたくさんいらっしゃるので、自分自身が一番健康でなければなりません。

よくセラピストが、患者さんから病気をもらうと言います。
施術の際には、神経を集中させるので、単純に疲れてしまう…のか、患者さんの心の状態に響鳴してしまう…のか
何かしらで、貰ってしまうセラピストも一定数居るようです。


そうならない為には、やはり自身の健康基準を向上させておかなければなりません。




昔々の検査方法で、【打診】というものがあります。
先生が、患者さんのお腹に手や指を置いて、その上からポンポンと叩く音で、その部分の臓器に負担や不具合がないかを確かめる検査方法です。

おじいちゃん先生から診察を受けた事がある人なら、経験があるかも知れませんね。
数値や画像での診断が絶対の現在では、もうやっていないと思いますが、手での触診、目で診る、耳で聴く、など医者の五感を使った診断は、温かみがあり
患者さんの数、歳を重ねる毎に経験が積み重ねられ、医者としての能力が高まっていくので、ぼくは数値、画像で診る診断より、好きだし信頼感が湧きますね。




実は、この【打診】は、不思議なことに、患者さんに手を触れている医者、またはセラピストは、患者さんと同じ部位が陽性反応になるんです。



どういう事かと言うと…

打診での陽性反応は、【鼓音】という、太鼓をポコポコ叩いている様な音、中身が空洞の様な音で陽性、内臓の負担、不具合を判断します。


陰性の場合は、中身が詰まっていて
先生の手と指がぶつかるコツコツ、カツカツという音になります。




例えば、ぼくが打診してもらっても、鼓音の鳴る部位が無かったのに
肝臓の辺りから鼓音が鳴る人に触れていると、ぼくの肝臓の辺りからも鼓音が発生する様になります。




これは、症状や病態がうつった訳ではないのですが、患者に触れたセラピストは、その患者と同じ部位から陽性反応が出る…
という、不思議な現象を起こします。




 人体の不思議、自然現象の不思議、何故、鼓音がうつるのか?

これには、細胞の波調、水の波調の共振共鳴の原理が関係しているのでは、と思います。



水には、物質の波調、周波数を記憶する性質があります。
人間の身体は、約70%が水だと聞いたことはあると思います。

触れ合う者同士の水が共鳴し合い、状態を写し出す鏡の様に反応を起こすのでは、と考えられますね。





 その人の現在の健康状態を表す、人間の細胞の水を波調【アクアグラム】と言うものがあります。
(神戸大学ツァンコヴァ ルミアナ特別教授が発見)

数十名の全く違うアクアグラムを示した被験者全員で、数分の瞑想をしたところ、全員のアクアグラムが全て一致するという実験結果があります。


これが、水の共振共鳴です。


同じ空間で瞑想するだけで、細胞の水から発せられる波調が揃ってしまうのだから、触れ合う者同士も共振共鳴するに決まっていますね。



アクアグラムが良くない状態の人に、良いアクアグラムを示す水を飲ませるだけで治療になる。と、ツェンコヴァ教授は考えているようですから、悪い波調を浴び続けると、やはり健康状態を崩してしまうはずです。



セラピストが健康でなければならない理由



 もし、セラピストが不健康であれば、クライアント(患者さん)はどうなるのか。


タバコ吸うセラピスト
酒を飲むセラピスト
暴飲暴食しているセラピスト
アレルギー反応をたくさん出しているセラピスト


セラピストの波調は、クライアントに伝える。

クライアントからの波調の伝播は、セラピスト自身は覚悟の上です。
しかし、クライアントには、そんな覚悟をしてもらうのは酷ですよね。



仕事をしっかりと行える健康的な状態を維持する為に、そして何より、クライアントに好ましくない波調を与えない為に
ぼくたちセラピストは健康でなければならない。



年神さまに身体に宿ってもらう。
とか、よく分からないスピリチュアルな話しでしたが、ぼくは、何かそういう神聖なモノにも頼る、神聖な物事を大切にする心も、その人の波調を作っていると想います。


想い、精神、感情、イメージ
全て波調があり、それは伝わります。
神聖な物事を大切にする、日本の美しい伝統って、守っていきたいですよね。