抜け毛、薄毛で悩む女性は意外にも多い様です。
男が禿げるのとは、悩みの次元が違いますよね。
何故、抜け毛、薄毛、禿げるのか?
①神経伝達と血流不足
②そもそも栄養が足りてない
③他に栄養を使ってしまっている
④シャンプーが合わない
挙げられる理由はこれくらいでしょうか。
順に説明していきますね。
①神経伝達と血流不足
これについては、前回の記事を読んで貰うと理解して貰いやすいと思います。
神経の流れが悪い場所は、自ずと血流が不足します。
血流が乏しいと、その部分への栄養供給も乏しいということになります。
神経伝達と血流が乏しければ、髪を養う栄養素があったとしても、その場に運ばれなければ意味がない。…ということです。
日本では日々、何万トンという食糧廃棄をしている飽食の国である一方
栄養失調の国民が居る国にもあって、そこへは食べ物が行き渡っていない…という現状と同じですね。
頭皮への神経伝達…
となると
注目したいのが、頭蓋骨や頸椎です。
頭蓋骨の中には当然、脳みそが収納されていますよね。
脳は全身の神経の大元です。
脳からは、脊髄神経や末梢神経が伸びていきます。
当然、顔にも頭にも神経が流れるわけですが、どこかで、その神経の働きを低下させている部分はないでしょうか…?
顔にしびれがあったことがある。
左右で顔や頭皮の感覚が違うことがある。
顔や頭の皮膚の感覚がなんだか鈍い気がする。
何となく…
よく分からないけど…
何かしら違和感があるなら、神経伝達が良くない可能性があります。
そもそも感覚を伝えているのは神経なので、不具合があっても気付かないこともあるけど。
意外にも、こういう感覚の不具合は、誰にでも起こり得ること。
脳の病気や血管が詰まってる!とかではなくても、一般的にも、普通に、誰にでも、起こり得る。
神経伝達が乏しいところは、血流も乏しくなる。と前回の記事では書きました。
神経の走行、血管の走行、リンパの走行、これらはほとんど同じルートを辿ります。
そもそも、神経を通す、神経管の中にも脈管が通ってもいる。
神経と血流は、切っても切れない関係性なのです。
②そもそも栄養が足りていない
神経伝達、血流が十分確保されていても、そもそも栄養がなければ、髪を養うことはできません。
家族みんな仲睦まじい…けど、採れる作物がほとんどないので、いつもお腹を空かせている…という様な感じでしょうか。
「今日も家族8人で、ほとんど汁だけの芋粥を食べような。( ´▽`)」
みたいな。
髪に必要な栄養と言えば、ミネラルですね。
その中でも「亜鉛」が必須です。
バランスの取れたミネラル(天然塩やマルチミネラル&ビタミンのサプリなど)に、+亜鉛を摂ると、髪が養われていきます。
これに関しては、ウツロイではいつもお勧めしている「ユーグレナとクロレラ」が一番ですね。
③他に栄養素を使ってしまっている
このパターン、もしかしたら結構多いかも知れません。
アレルギーがある、体内炎症がある、眼圧が高い、などなど
体内のどこかの損傷、炎症を治すために、亜鉛を別な部分で高い過ぎてしまっているパターン。
または、他で栄養を使っているのとは少し違いますが、コレステロール低下剤や何かしらのクスリを常飲しているのも原因する事があります。
コレステロールは傷の修復、血管の若々しい弾力性保持などに使われる、とても重要な成分です。
それを下げるのは、傷をいつまで経っても治せなくするという事ですから、栄養の枯渇に繋がりますね。
④シャンプーが合わない
そもそもシャンプーは人体に合うとか、合わないとか、そういう問題ではありませんが
頭皮が痒い、臭い、抜け毛が激しい
などの場合は、シャンプーをやめて、湯で髪を洗う「湯シャン」がオススメです。
洗剤を使わないでも湯だけで、汚れや皮脂はキレイに流れます。
洗剤で洗うことで、身体の潤いを護る為に必要な皮脂を全て失うことになり、それが元で炎症にまで発展する事も多く
汚いから、臭いから、と洗いまくることで、余計に不潔に臭うようになります。
この辺りは、また別の記事にまとめる様にした方が良いかも知れませんね。
という感じで
①〜③の薄毛の対策は、我々、整体師も介入できる部分です。
特に、①に関しては、“整体師しかできない”と言っても過言ではない。
特にウツロイでは、頭蓋骨、神経、そして脈管にまでアプローチするので
薄毛でお悩みの方は、ウツロイに相談に来てほしいです。
ではでは、また。
■関連性のある記事
毛髪検査の重要性