気付いたら2月…。
今季の冬は暖冬といえど、さすがに大寒の時期は冷たかったですね。
土用も過ぎ
いよいよ立春、春ですね。
体調不良が続いた方も、そろそろ回復していく頃ではないでしょうか。
季節の移り変わり、気温変化、大気変動、乾燥度合いや湿度
例外なく我々に影響する外界、地球の自然の営み
人間の身体、健康は
人間の身体の中だけで完結するものではありません。
ぼくがこの記事で1番伝えたい事は
『自然治癒力は自分の内だけで完結する物ではない』
という事です。
“怪我”などの明確なダメージではない、自然の営みだけではなく、人同士のコミュニケーション、社会的要因、食品、ウイルスや細菌など微生物の干渉などの【外的要因】
も、我々人間の体内で活動する「自然治癒力」と言われるモノに大きく関係します。
自然治癒力は、今ある環境下において
最善最良を目指して活動しています。
この、「今ある環境下」というのがミソです。
簡単に言うと
部屋がゴミだらけ、風呂場や便所、水場にはカビが絶えない家で毎日を過ごしている人は、その環境下においての最善最良の健康状態を保とうとします。
この場合、どれだけ自然治癒力を100%、ないし120%働かせても、体内の状態は3〜40%にまでしかならない
という様なイメージです。
他にも…
① 部屋はとても清潔、でも逆にアルコールや除菌素材を使いすぎ
② または、生活環境は良子でも、食べ物が外食ばかり、惣菜ばかり、食品添加物もどんとこい
③ 生活環境は整っていても、会社や人間関係のストレスがまあまあ強い…
これらのパターンも
自然治癒力を100%働く状態にしても、70%活用できるかどうか、くらい。
または、身体に良いモノだと言われる食材でも、自分にとってはアレルギー物質だと、知らず知らずに習慣的に食べている物があれば、自然治癒力を常に邪魔する事にもなります。
100%とは、さすがに難しいと思います。
それでも80%後半から90%前半くらいには保ちたいですよね。
『自然治癒力は自分の内だけで完結する物ではない!』
自然の営みや生活環境、生活要因、社会的要因など、何かしらの【外的要因】が大きく関わってくる。
【外的要因】の一例
・自然の営み
季節の移り変わり
気温、気圧、湿度
・生活環境
住環境(清潔か不潔か)
食事、食材
アレルギー(食物、物質など)
運動習慣の有無
・社会的要因
人間関係
労働の度合い
騒音、化学物質
肉体的、精神的ストレス
・微生物干渉
細菌、真菌、ウイルス、寄生虫
食中毒や一部アレルギーなど
ぼくたち治療家が、自然治癒力に関与できるのは、【内的要因】まで
【内的要因】
身体の歪みや内臓機能の乱れによる
「神経」への良くない影響
脳や神経の伝達のエラーなど
くらいです。
ウツロイの場合は、ポーションを使うので
もう少し踏み込んだ、内臓機能の化学的要因やアレルギーや微生物干渉などに働きかけもします。
病気を治す、怪我、傷をふさぐ、元通りにする(治す)
は、医者だろうが治療家だろうができません。
そんなことができるのは、自然治癒力と神だけ。
という事は、自然治癒力は神に近い存在と言えますね。
自然治癒力を最大限、身体の内側を巡らせる為には、神のみちすじ『神経』をキレイに通す事が最重要で
それ以外に方法は無いと言ってもいい。
血流を促進、隅々まで促す事が最重要だ!
という方もいると思います。
しかし、血流を促すための血管運動は、延髄、神経によって管理されています。
その為、神経がちゃんと働いてないと、血流を促す事はできない。
マッサージしたり、温めたとしても、一時的作用にしかならない。
「自然治癒力」と聞くと
医学や科学的な部分から離れて
スピリチュアルなモノだと思われるかも知れませんが
医学や科学というメディスンの分野とスピリチュアルの分野は、そもそも切り離す事ができず
どちらの視点も持ち合わせないといけません。
医学とは、人体の不思議、スピリチュアルを人間の知識上に分解し理解しようとした学問です。
この世の中、自然も魂も生命も、その全ての営みは未知そのものです。
メディカルな分野の整体では、スピリチュアルな部分にアプローチする事はできない…
とか
スピリチュアルや分野の整体は、医学的知識が欠落している事が多いから危険とか…
もう、そういう二極的な話しは無意味。
コロナから二極化が進んでー…とか言う話しもありましたが
二極、明確に見えたと言う事は、今こそひとつに統合しないといけないんです。
なんか話しがズレた感がありますが
自然治癒力はスピリチュアルでもありメディカルでもある。
また、自然治癒力に関してもYouTubeで話したいと思います。
YouTube、毎週水曜日の19:30〜
自然体ライブ
自然治癒力シリーズ