気が付いたらブログの更新もせずに、もう1月が終わろうとしている。
腸内環境やグルテン、カゼインの話しから再開したYouTubeも、1/24で9年?
YouTube誕生日だったようです。
去年からアレルギーをメインに話しをしていました。
遅延型アレルギーの恐ろしさをライブ配信で2回に渡って話しました。
引き続きアレルギーについて話していこうと思います。
次は、ぼくなりの考察を含めながら、アレルギーの“発症元”について話してみたいと思います。
『アレルギーは消化不良によって起こる』
この大前提は、やはり崩れることはありません。
肉や魚や野菜や果物など、何でも食べたら、細胞が運用できるまで、最小単位まで消化・分解し、吸収。
そして、運用できるように代謝される。
消化は、唾液や胃酸、膵液、胆汁酸などの「消化酵素」を使って行い
それぞれの栄養素を分解していきます。
例えば、タンパク質なら、タンパク質からペプチド、そして最小単位のアミノ酸まで分解する。
タンパク質やペプチドは、何らかの化学的作用を持っている可能性がある(生理作用を持つホルモンなど)ので、そのままで吸収すると危険です。
ですから、純粋な「材料」であるアミノ酸まで分解しなければ吸収できません。
もし、何かしらの生理作用を保有したままの物質が侵入すると、その生理作用を身体に反映されてしまう。
ですから、消化が不十分なものは、最優先で体外へ排出!
嘔吐下痢です。
嘔吐下痢と言えば、「食中毒」が連想しやすいですね。
食中毒は、ノロウイルスやカンピロバクター、ウェルシュ菌、サルモネラ菌
他には、O-157も有名になりましたし
最近では、アニサキスなどの寄生虫も話題になりましたね。
それ以外には、動植物が持つ毒
フグやキノコなんかが分かりやすいですね。
↑これは、ヤバいですが
ウイルスや菌などは、死ぬ思いをしますが、よっぽどでない限り死にはしません。
これらの食中毒に関する雑菌は、我々の消化力が弱くなると、危険度が高まります。
つまり、こいつらも消化不良により、体内に侵入します。
どうして、現代人はこんなにもアレルギーが多いのか?
頭では理解してないけど、体は拒絶反応を示している…。
そんな隠れアレルギーがとにかく多い。
これは、やはり消化不良が原因であり
なぜ、消化不良になるのかというと
消化力に問題がある、という事になります。
①食べ過ぎによる消化酵素の減少
使えば使う分だけ、消化酵素が必要になりますが、消化酵素はそもそも、消化された栄養素によって作られます。
蓄えるより、使う分が多すぎるという事です。
②胃の疲労
消化酵素での消化以外に、胃の蠕動運動での“すり潰し”も消化のひとつです。
胃の活動量が多すぎて、疲弊し、蠕動運動が弱る
または、消化酵素が少ない分、蠕動運動を過活動されないといけないので、疲弊する。
③ストレス過多
これが一番かも知れない。
ストレス状態では、消化酵素の分泌量はかなり減少。
辛い…、悩みが多い…、悲しい…、苦しい…、こわい…、逃げたい…
ストレス状態では、ゆっくり食事をしよう。とは、脳が許してくれません。
なので、消化酵素は出ません。
④化学物質などによる弊害
これも日本人には深刻な問題でしょう。
食品添加物やクスリの服用がとにかく多すぎる。
化学物質で消化酵素のpHバランスが変化、または何らかの阻害などが起こり得ます。
これらにより、消化不良が起きやすく
本来、胃酸や消化酵素で死滅させられるはずのウイルスや細菌などが侵入しやすくなります。
そして、アレルギーの発症元。
これは、ぼくの考察も含めますが
これが先程挙げた食中毒です。
食中毒を起こす事で、特定のタンパク質や物質に対しての免疫反応が形成されてしまう。というもの。
実は、カビ(真菌)感染を起こすと、ラテックス系のフルーツや野菜にアレルギー反応を形成していくパターンが作られるのです。
カビた餅の、カビている部分だけを削って食べたり、一部腐りかけたミカンのひとかけ、ふたかけだけ取り除いて食べたり
または、カビが繁殖しているとは知らずに食べたり、飲んだり…
米粒や小麦粉、または珈琲豆なんかがそれに当たりますね。
夏場に多いのは、クーラーから発せられるカビの胞子…カビ毒など
アスペルギルス症やカンジダ菌症、一番名前が通っているのは水虫感染。
他にも、ヒストプラズマ、クリプトコッカス、マラセチアなどカビ毒、真菌感染は様々です。
カビ感染を許すと
ラテックス系アレルギーが起こります。
ラテックスとは天然ゴムです。
靴下やウエストのゴムなどが触れる部分が赤く腫れたり、爛れたり
食品では
アボカド、ナッツ全般、パイナップル、柑橘類、りんご、いちご、キウイ、バナナ、メロン、トマト、ジャガイモ、きゅうり、ウナギなどにアレルギー反応を起こします。
カビ菌(真菌)を優勢にする食材もタブーになる事があります。
麹、酵母、イースト、カツオ節、抗生物質など発酵食品にも免疫反応を示します。
俗にいうSIBOですね。
そして、これらが関連、または進行したり
、赤身や青魚を食べて、ヒスタミン中毒にも発展したりもします。
ヒスタミン産生菌という悪玉菌の感染です。
モルガン菌、クレブシエラ、プロテウス属の菌など
ヒスタミン中毒は、胃酸の分泌量や脳内ヒスタミン量(ストレスなど)にも関与し、光や音や匂いにも過剰に敏感になります。
この場合、ヒスタミンを摂取、または誘発する物質に対して、免疫反応が起こります。
魚介類、ラテックス系の食品や物質など。
こう見てみると、体内に感染を起こしたり、侵入を許した真菌や細菌によって、アレルギーの元が作られてしまう事が分かります。
ですから、真菌や細菌だけではなく、食中毒に関するウイルスなどでも、同じく特定の物質に対してのアレルギーも発症するのでは…というのが、ぼくの考えです。
長くなりましたが、この辺りをまたライブ配信でも話してみようと思っています。
様々なアレルギー反応は、くしゃみや蕁麻疹だけには止まらず、特に精神面や発達にも影響を及ぼしています。
ヒスタミン中毒の様に、脳内の化学的バランスも崩れるので、発達障害や精神疾患もアレルギーのひとつであると言えなくもない。
医学が発展しているのに、なぜ昔より不健康者が増えているのか?
病気が増えているのか?
それには、食の問題が関連しているとしか考えられません。
ダイエットするのに、まずは運動!ではなく、食事を見直す事が最優先されます。
これと同じく、病気を治すには、まず食事の見直しが必要不可欠。
食からしか病気は起こらない
というくらいに、ぼくは考えています。