11月が今日で終わります。
いよいよ12月になるというタイミングで、とてもシンプルな事に気付いた。
『自然は間違いがない』
という事です。
ぼくたち人間は、健康を取り戻す時に
医学という知識の一端を使います。
人間は多くの事を学び、多くの事を知る。
そして、その多くの事を知った人間が、次なる世代へと伝え、さらにその知識の量は膨大になっていく。
それはとても素晴らしい事です。
ただ、人間には間違いがある。
必ず。
例えば、昔は足腰を鍛えるのにはカエルトビが有効だ!
と言われていたが、現代ではただ膝を壊すだけなので、全くもって正しくはない。という結論が出されている。
医学は発展、進歩し、分からない事が分かる量も増えてきた。
正しいと思われていた事も、間違いだったと分かる事も多くなっている。
間違いに気付くこともある反面
間違いかどうかも分からないままの部分もある。
知識は間違いが伴う。
人間には間違いがある事が必然です。
医療には間違いがある事が必然なんです。
しかし
“自然界の法則には間違いがない”。
法則に間違いがあったら、自然が自然として成り立たないからです。
人間は生まれて、死ぬまで、生き続けることが当たり前に決まっています。
必ず死を迎える事は自然の法則で決まっています。
病気になろうが、怪我をしようが、健全であろうと身体を治していく機能が自然の法則に従い、備わっていて
死ぬまで、健全であろうと、その機能は、その機能の最大限の能力のまま働き続けます。
人間の医学という知識は、その自然な働きとは別の方法で、何かしらの方向性を付けようと
クスリを飲んでみたり
注射をしてみたり
切ってみたり
繋げてみたり
固定してみたり
いろいろと“正しいであろう”と、思った事をします。
ですが、自然の法則からすれば
自然に治そうとしているんだから、余計なことをしなくても、治るように治る。
その自然法則、自然治癒力、生命力、イネイト、身体の小宇宙が上手に働きやすいようにすれば良いだけ。
症状や、症状の原因を探り
なんとか、それを医学的な視点で変えようとすると、正しくことと間違いと気付かずに間違いを施す…という事が起こってしまう。
医学が悪いわけではない。
ただ、人間には間違いがあって
自然法則に間違いがない
というだけ。
とてもシンプルなんです。
ぼくたち施術家は、間違いが含まれる医学で勝負してはいけない。
自然法則に立ち返ってもらう様に、ほんの少しの手伝いをすれば良いだけ。
これまで基礎的な医学をいろんな形で学んで来ました。
学べば学ぶ程に、手立てが少なくなっていく事に疑問を感じる事も多くあった。
しかし、それは必然だった。
ぼくたち人間が、自然界の法則、自然治癒力や生命力、イネイトと呼ばれるものを凌駕する事は絶対的に不可能だからです。
学べば学ぶ程に、人間の生命の神秘性に触れていく。
それは、我々がどうこうできるモノではない、まさに宇宙の様なモノだと突きつけられていく。
だから、せめて邪魔しないよう
必要最小限の施術(と言っていいのかどうか)を施す様になって来ました。
その一撃必中が、カイロプラクティックだと思える。
頭蓋骨へのアプローチであると思える。
自然法則、自然治癒力、生命力は、「脳と神経」を通して身体に働きかけている。
まさに、神の経路、道すじです。
その神経系が上手く働いていない部分があると、自然法則の機能が通らない。
それは、神経が通っていないと、手が動かせないのと同じく。
神経系が上手く流れてくれれば、自然法則が上手く流れて、自然治癒がなされていく。
ウツロイの施術は、この神経系の流れ、自然法則の流れを自然に整うように癒していく、自然整癒を行う。
これから自然整癒は、大きく形を変えると思います。
もっと、自然に忠実に。
今日のこの気付きに感謝したい。