「疲れ」
現代病と言ってもいいかもしれない。
こどもも大人も疲れている。
その背景には、ストレス以外に何が原因として存在するのか？
運動不足による体力低下やエネルギープラントのは活性化か？
栄養不足か、はたまたその逆の栄養過多か。
糖質と脂質に偏った栄養過多
タンパク質、ミネラル、ビタミンの栄養不足
これは、細胞のエネルギー生産に影響し「疲れ」が溜まる。
特に、糖の過剰摂取は「終末糖化産物」という炎症・疲労物質が体内に過剰蓄積され、食べれば食べるほどに疲れやすい体になり
さらには老化が促進する。
そして、近年では偏ったサプリメントによる弊害も多い。
『鉄』の過剰摂取、過剰蓄積による
【フェロトーシス】
が、そのひとつ。
睡眠不足や疲れをリフレッシュできる！
立ったまま寝られる「仮眠ボックス」
仕事の合間にサクッと立ったまま寝て、サクッと仕事に戻れる！
お値段なんと、300万円♪♪
これを見て、日本人はいったい何処へ向かっているのだろうか？
何を求めて生きていくのだろうか？と
何だか、哀れな気持ちになりました。
オフィスや商業施設、カフェなどに設置するものなのだそうですが…
そこまでして働かないといけないのか…
人生の虚しさここに極まれり。
まぁ、こんな風に現代人はかなり疲れ果てている。
その「疲れ」の正体は
単純に、過労かも知れないし
糖の過剰摂取によるものかも知れない。
ですが、健康志向の高い人にもひそむ罠もあり得る。
それがフェロトーシス。
鉄の過剰蓄積だ。
鉄は血液に酸素を吸着させ、全身に酸素を行き渡らせる為に重要なミネラルです。
つまりは貧血の改善ですね。
またミトコンドリアのエネルギー生産においても重要な役割りを持ち、体内の毒素の解毒にも関わる、超重要なミネラル。
スパイファミリーで例えるなら、フランキーとかダミアンくらいの立ち位置です。
（…いや、もっと主要キャラよりかも）
フランキーが居るからこそ、ロイド家もロイドの任務も円滑に回っている…（知らんけど）
でも、出しゃばり過ぎるとウザい…。
ダミアンのおかげで、アーニャの存在感がさらに華やぐ。
でも、取り巻き共々、でしゃばり過ぎるとウザい…。
栄養素も主役なアミノ酸や亜鉛やマグネシウムやビタミンが居て、バランスが取れているからこそです。
偏ったサプリメント、栄養の摂り方は返って健康被害を生みます。
（ここまでの道のりが長かったが…）フェロトーシスとは
鉄の過剰蓄積による活性酸素過多です。
鉄は錆やすい金属ですよね。
錆、つまり活性酸素ですが
活性酸素が過剰に発生すると、体内は錆て行きます。
本来なら、それを除去する「抗酸化物質」の【グルタチオン】によって身体は守られるのですが
鉄の過剰摂取で活性酸素が過剰発生し、グルタチオンが使われ過ぎて枯渇する。
といった状態に陥ります。
また、過剰な活性酸素により「脂質」が酸化し過ぎた「過酸化脂質」というものになり、過酸化脂質は、他の脂質にも酸化反応を与え、ミトコンドリアの外膜を破壊し、ミトコンドリアの萎縮や減少を引き起こします。
過酸化脂質は、ゾンビの様なものですね。
ミトコンドリアが減少は、エネルギー生産の低下となり、そのまま細胞死に繋がります。
まとめると…
① 鉄の過剰摂取と蓄積→
② 活性酸素の体力発生→
③ グルタチオン（抗酸化物質）の枯渇→
④ 過酸化脂質の大量発生→
⑤ 更なる過酸化脂質の増殖→
⑥ ミトコンドリアの減少→
⑦ 細胞死の連鎖…。
という七連コンボです。
過酸化脂質が発生してしまうのは、単純に酸化した油脂、食品を摂り過ぎという場合にも起こります。
あとは、クスリや異物となる化学物質の摂取
タバコ、アルコール、重金属などの環境汚染物質
そして、「過労」です。
立ったまま寝るボックスなんかに立ち寄らず、家に帰ってしっかり睡眠をとりましょう（笑）
また、注意してほしいのが、フェリチン値の低い悪性貧血の場合、フェロトーシスは早い段階で起こりやすい。
というのは、鉄はそもそも体内では酸化能力が高い危険性物質なので、フェリチンと結び付くことで、安全な鉄として貯蔵されます。
フェリチンが少ないと、酸化しやすくフェロトーシスを起こしやすいという事です。
ぼくが、ユーグレナやクロレラ以外にサプリメントを紹介しないのは、偏りがなく安全性の高いサプリメントだからです。
偏ったサプリメントは弊害を生みます。
ですから、直接お会いして、症状や身体の状態、生活習慣、栄養の過不足などがないかどうかを確認できる人にしか、単体でのサプリメントの紹介をしていません。
バランスの取れたサプリメントを摂っていない人は、鉄のサプリメントはやめましょうね。