次回のプロセミナーの内容をまとめるている段階でも、日々の施術で気付きとなる事がとても多く
まとめても、まとめても…
あれも伝えたい、これも伝えたい…という内容が増えてしまい収拾おさまりません。
次回の内容は「消化器系」という、ざっくりとした広い範囲で(広すぎる)
基本的な各内臓の働き、連携プレー、栄養代謝などを講義するのと
各臓器の調整法を解説して参ります。
内臓の働き自体を制御しているのは神経ですね。
その神経系を調整すると、内臓機能は正常に最適化されていきます。
でも、それだけではなく血管によって血流が確保されないと、電気が来ててもガソリンがなかったら動かないのと同じように
内臓機能の調整は神経や血流も考慮しなければなりません。
しかし
ここで、血管に損傷があったら?
そもそも内臓組織に炎症が起きていたら?
ぼくたち、セラピストや治療家は
「流れ」を整えたり、「動き」を加えてあげたりは可能ですが
「傷」や「炎症」を治す、破壊された組織を回復させるのは不可能です。
もし、そんな事が可能だというなら、それは神ですね。
ゴッドハンド(神の手)とかいう馬鹿げた言葉がありますが
そんなものは残念ながらありません。
ぼくはゴッドハンドという言葉がとても嫌いで、そう言われたりするのがとてもイヤです。
傷を負ったり、破壊されたり、炎症が起きている組織は、その人の細胞が回復しかない。
ぼくらができるのは、回復しやすい環境を整えることくらいです。
話しを戻して…
では、なぜ「炎症」「損傷」「破壊」が起きてしまうのか?
ここが超重要なのです。
今度のセミナーでも、この部分をお伝えしようかなー
と考えています。
日常生活において、どうやって内臓を傷めるのか?
やはり、これは「食事」によって
が最も多い要因でしょう。
日々どんな物をどんな風に食べているか?
つまりは
食物の質と食事の質です。
食品添加物まみれの粗末な物を
あまり噛まずにガツガツ、飲み込む様に食べている
国産、無農薬野菜やホルモン剤、抗生剤不使用の肉など、食品の質にこだわっている
けど、3食お腹いっぱい食べたり、デザートもしっかり食べている
見た目と味だけで、中身は食べ物と言えないような物を毎日の様にガツガツ食べるよりは、質にこだわった野菜や肉を食べるのはとても良いです。
でも、内臓が休まる時間を与えない、三食しっかりの食事週間も良くない。
内臓負担が増えると、それだけでも炎症に繋がるし
アレルギーを多様化していく
このアレルギーが、内臓組織の炎症や破壊を起こすパターンが、現代人にはとても多い様に感じます。
セミナーでは、最初、血糖値やストレスなどに触れて行こうかと思っていたのですが…
この辺りに触れて行こうかなーと、現段階では考えています。