六月があっという間に過ぎ去り、七月がやって来ました。
雨と雷と蝉が季節の移り変わりを教えてくれます。
今年の六月は非常に体調不良が多く、胃腸を病み、精神状態まで不安定になる方もすごく多かった。
胃腸の不具合は、心を不安定にします。
東洋医学から見ても精神的兆候は、内臓の不具合から来ることを表していますし、西洋医学から見ても「脳腸相関」の相関関係からも伺えます。
胃腸を病むと、思考はネガティヴな方向に巡り、ある事ない事、思い悩み、不安感と恐怖感で鬱のような状態にまでなり得ます。
腸内環境が崩れ、いわゆる悪玉菌が優勢に働いた状態では、精神的に安定していたり幸福感を与えるセロトニンが作られず、不安に苛まれます。
梅雨時期は、湿気や気圧変化で胃腸が浮腫みやすく、また真菌も勢いを増す事から、腸内環境が崩れやすくなります。
環境要因、そして体内要因でのストレスは、さらに体調にも精神状態にもダメージを蓄積してしまいますので、梅雨時期は一年で最も体調不良が多い季節となりますね。
まあ、それも季節の移り変わりで、もうすぐおさまってきそうですね。
次は夏の季節症状。
熱中症や体力低下に気をつけていきたいです。
ウツロイも夏の施術に切り替え始めています。
梅雨時期の症状を引きずらずに、しっかり体調を整えつつ、夏の暑さにバタない健康状態の確保が必要となってきます。
健康は前倒し。
不健康や体調不良は後ひきますから、季節ごとの切り替えは必須ですね。
梅雨時期の体調不良があった方は、その前の春先、冬場の体調不良を引きずっています。
そして、梅雨の体調不良を引きずると、夏も夏の終わりも秋も冬も、体調不良を引きずります。
健康は前倒し。
不健康になるのは簡単ですが、健康になるには時間がかかる。
日々の積み重ねで、健康を保つようにしましょう。
季節に合わせたウツロイの施術で、今月も健康のサポートをして参ります。