腕の張り、肩こり、首の痛み、もしかしたらネイルが関係しているかも知れない…と気付かされた。
いつも綺麗にネイルをされているクライアントさんとの会話で
「ネイルサロンを変えたら、指先の感覚が今までと全然違う!」
という。
ある時、ネイルとともに自爪が割れてしまい、急いでケアして貰おうと、いつものネイリストさんにお願いしようとしたが、予約が取れず、仕方なく他のネイルサロンを検索して施術してもらったそうです。
その新しいネイルサロンのネイリストさんは、技術的な大会でいくつも賞を取る様なベテランネイリストさんだったようで
施術後の指と手の感覚に驚いたそうです。
それまでは、指で米粒を摘むような細かい作業がネイルに邪魔されるのと、指先の感覚が分厚く塗られたジェルネイルのせいで曖昧だった事に改めて気付いたという事です。
指先の感覚は、爪の状態でかなり変わります。
ネイリストの技術力で指先の感覚も良くも悪くもなり得るとは、今まで盲点でした。
目で見る。耳で聞く。鼻で嗅ぐ。舌で味わう。手で触れる。身体で感じる。
人間は様々な外からの刺激を見たり、聞いたり、感じたりして
「情報」を脳への伝達します。
脳は受け取った情報を解析して
フィードバックを身体に返します。
情報入力→解析→行動
と表現すると分かりやすいかな?
情報入力が曖昧だと、解析も曖昧で、次に導き出される行動がヘロヘロになります…。
施してもらったネイルが、無駄に分厚かったり、コテコテしてたりすると
指先の感覚を狂わせてしまったり、鈍らせてしまったり、または正しく指先の動きを作れない様な無駄に長いネイルなんかだと
脳へと入ってる、有力な情報ではなくなる。
そうすると、脳は
「この指使いもんならな…」
と判断してしまう。
または
「普通に使えないから、ややこしい筋肉の使い方せんと使えんな…」
という解析になります。
こうなると、手の感覚、腕や肩、首などに至るまで、動きが制限されてしまい
結果、首こりや肩こり、腕の痛みや腱鞘炎の様な状態になるリスクが跳ね上がるし
頭痛なども引き起こされるかも知れません。
ですから、ネイルをしてもらうなら
やっぱり上手なネイリストにお願いした方が良いですね。
安い…、早い…、とりあえずネイルしてる
というのではなく
やはり技術職であり芸術だと思いますので
職人なネイリストさんが良いですね。