夏の夕暮れのすんとした時間に、糸島のミノリアンさんで、お話しお食事会。
たまに行うミノリアンさんでのお話し会
今回は「太陽が悪者にされた」
というテーマでした。
ミノリアンさんでのお話しは、太陽フレアについても触れましたが、それはここでは伏せ、皮膚癌や日焼け、健康対策についてのお話しを書いていきましょう。
さてさて。
皮膚癌は太陽のせいでしょうか?
その答えは「いえいえ」です。
皮膚癌の原因は化粧品です。
太陽の陽光は、ぼくたち人間にとっても植物にとっても必要不可欠なもの。
日光を浴びなければ、体に必要なビタミンDが作られないし、カルシウムも吸収できません。
日照時間の少ないノルウェーは世界一の鬱大国だそうですが、そうでしょうね。
日光がなければ、精神を健全に保つセロトニンが作られない。
セロトニンは腸内細菌叢が作ってくれる体内に必要不可欠な神経伝達物質です。
メラトニンと連携して、サーカディアンリズム、つまり体内時計の役割りを担ってくれます。
セロトニンは心身を活性させる役割り、高揚感、幸福感などをもたらしてくれます。
また、抗重力筋に神経刺激を起こし、姿勢を安定させる働きを担います。
朝日を目に感じる、浴びることで、セロトニンが活性
目覚めて、活動的に。
だんだんと日が落ちるに連れ、セロトニンからメラトニンに交代していきます。
メラトニンは精神の安定とリラックス、体が緩みます。
目を閉じて、深い眠りに誘います。
メラトニンはセロトニンを原料にして作られるので、セロトニンが必要十分でなければなりません。
日光と腸内環境は、物凄く重要な関わりがありますね。
メラトニンは超抗酸化物質。
体内で最も強力な抗酸化作用を持ちます。
ですから、日中に受けたダメージを回復してくれます。
日光を浴びて、日焼けした!
と言っても、メラトニンが分泌されればお肌はキレイに保てますね。
さて、「日焼け」ですが、日光を肌に浴びると日焼けをする。
まぁ、あまり前なのですが、実は日焼け止めだけでは日焼けは防げません。
日焼け対策には、サングラスが必須アイテムになりますね。
目が紫外線を感じる。
実際にはどれが紫外線か、というのは視覚で分別する事は不可能ですが
紫外線を目で感じ取ると、メラニン色素が形成され日焼け対策用の褐色の肌に変化していきます。
これは、身体の防衛反応ですね。
強い日差しは火傷を起こしますから、それを起こしにくいように、体は自然な皮膚対策をします。
カメレオンやんって感じ。
でも、この辺りが皮膚癌に話しを結びつけていくところですね。
しかし強過ぎる日光にわざわざ浴びにいく動物はいない。
自然からはみ出た事をするので、自然の防御システム以上の余計な対策が必要となってしまう。
それが「日焼け止め」
皮膚癌の火付け役は、この日焼け止めや、または日頃から使う化粧品にこそある。
”天然成分由来の” ”ミネラル配合”
このフレーズに騙される。
ミネラルは、日本語に訳すと「鉱物」
鉱物は元々は天然のものですから、誰がなんと言おうと天然と言われれば天然です。
例えば、ここに「ミネラルオイル」と表記されるとどうなるか。
これも直訳すると「鉱物油」です。
なんか危険なニュアンスになってきましたね〜。
鉱物油とは、つまり石油の事です。
ベビーローションや、化粧水、乳液、など肌に良さげなものをミネラルオイルと表記されています。
もし、これらの市販化粧品を、どうにか手作りするならば
ガソリンと水と食器洗剤でまったく同じ物が作れます。
それを天然成分由来、ミネラル配合
と謳っているんです。
それを肌に塗り込む。
そりゃ癌にだってなりますね。
太陽のせいにしているけど、実際には市販化粧品が癌を作っているんです。
太陽は生命に活力を与えてくれているもの。
日焼けは肌に良くない、美容に良くない、汗をかくと汚い
なんてイメージを刷り込まれていますが、本当にそんな事してて良いのでしょうか?
不眠になる、腸内環境が乱れる、鬱になる、精神不安定になる、自律神経失調症を生む、栄養失調になる
それでも太陽を避けますか?
STOP ! the season in the SUN!!
心、潤してく〜れ〜
です。
夏の代名詞、TUBEもそう歌っています。
不眠、不安、心配、情緒不安定、鬱、貧血などでお困りの方は、この陽光の一番盛んな季節に、できるだけ日光を浴びましょう。
もちろん、ぶっ倒れないように直射日光は避けて、こまめに水と塩分補給は忘れずに。
日焼け止めなんて汚い液体塗り込まず、肌で陽光を感じてください。
汗をしっかりかいて、体内で滞留汚濁した水分と塩分の交換を行いましょう。
もちろん、精神的な症状の改善には腸内環境改善が必須となりますが
陽を浴びることで、腸内環境も改善が進みやすくなります。
小麦乳製品のカットと日光浴
この夏、超健康的に過ごしてくださいね。