近頃の傾向について書いてみます。
このところ、三半規がエラー状態の方が多い。
三半規管は頭の平衡バランス、身体のバランス感覚(体性感覚)にとって重要な器官です。
今、顔はどちらを向いているのか?
頭は今、真っ直ぐか?
どのくらいの角度、首を傾けているか?
前後上下左右
正しく身体と脳は感じ取れているのか
もの凄く単純で当たり前の事ですが、この「バランス」を取っている三半規管がきちんと働けていない人がとても目立つんです。
バランス機構である半規管は、今、自分がどんな状況において、どんなふうに自分のバランスを保っているか?
を常に感知し、バランスを調整しています。
この半規管がエラーを起こすと、自分が真っ直ぐ立っているのか、寝転んでいるのか、傾いていないか、がきちんと感知できません。
その為、まず確認作業として
めまいや耳鳴りを起こして、自分は今どの位置かを確認しています。
つまり、めまいや耳鳴りは、病気ではなく、脳の確認作業で起きている事もあるという事です。
全てをステロイドなどで処置するのは完全なる間違いであり、医療の怠慢、もしくは無知。
ステロイドを必要としないめまいや耳鳴りに対して、長期間ステロイドを服用させる事はホルモン異常や糖尿病を誘発させてしまう。
これはあってはならない事ですね。
ですが、普通に有りますし、それが常識的に捉えられている。
病院はクスリが流通され、点数と金が入ってくれば、患者の健康なんてどうでもいいんです。
ハッキリ言って。
「どうでもいい」
とは思っていない!と反論されるでしょうけど、クスリと手術以外の手段を試みない時点で「どうでもいい」と同じこと。
こんなふうに医療の闇や小馬鹿にする様に話したりしているので、ぼくのYouTubeはなかなかに制限をかけられている模様です(笑)
ぼくはお医者以上に知識が有るとは言えません。
お医者さんの方が遥かに知識レベルは上です。
間違いありません。
ただ、それを正しく使っているかと言うとそうではない。
単にクスリと手術の2択、どちら一方の答えに向けて話しを進めるだけなので、何も考えなくても、マニュアル、バインダートークの様な感じで診療している。
「この症状にはこのクスリ」
「ここの数値が、こうなっていれば、このクスリ」
「膝痛ければ、ヒアルロン酸注射。それでおさまらなければ手術」
という様なマニュアルです。
そこにクスリと手術の選択肢が取れないとなると、もうお手上げです。
患者がクスリも手術も拒めば、もうどうして良いか分からないんです。
まあこの話しはもうここまで(笑)
三半規管の話しでしたね!
常にぼくたち整体師や手技療法家はクスリと手術以外の方法で、クライアントさんの悩みの症状をクリアに向けて、日々知識と技術の向上への精進を重ねています。
ぼくも、背骨や筋骨格の問題と、それ関する観点から治療家として歩み始め
内臓、頭蓋骨、神経学、栄養学、腸内と細菌叢と脳の関係性、と深めて来ました。
ぼくが治療家としてスタートした頃と、今とでは、全く違う視点とやり方をしています。
今回、三半規管のエラーが起きている方を多く見受けられるのは、急速に気温が上昇した事と、湿度の上昇、そして意味のないマスク着用習慣によって引き起こされていると考えられます。
天災と人災のコラボレーションですね。
マスクは、酸素が乏しくなる事に加えて、二酸化炭素が多くなるという悪環境を自ら作ることになるので
酸素が乏しく事でエネルギー代謝、細胞への酸素供給力増加、などの様な、有益な効果が得られる高山トレーニングとは全く別物です。
・酸素供給量が乏しくなる
・熱気、湿気による熱と圧力
このふたつが、脳や神経系に悪影響を及ぼします。
特に三半規管は、リンパ液で満たされている為、熱膨張、圧力増加による悪影響をより受けやすい。
(脳圧や眼圧上昇と言われるもので、目などに影響を及ぼす事もある)
気付いてはいないが熱中症や脱水の様な状態だと言えば分かりやすいかも知れません。
暑さに耐えきれていない状態です。
それは
単に水分補給が少ないことが問題なのか?
塩分不足や筋肉量低下による、体内の水分保有量が少ないのが問題なのか?
発汗量が少ないことが問題なのか?
(クールダウンできていない)
それとも、やはりマスクが問題なのか?
という、いくつかの要因が考えられますね。
三半規管の調整は、ウツロイでやっていますので、もし、めまいや耳鳴り、突発性難聴、メニエル氏病、眼圧などなど問題の解決をしたい方は、ご相談ください。