八年治らなかった手術後の手首の可動域減少や原因不明の手足のしびれ感、ストレッチしても改善されない身体の硬さ…
これらを改善させる為に行った施術
というか、使ったアイテムは?
爪楊枝一本とティッシュ一枚
リハビリやマッサージ、施術、気功、エネルギー療法など、様々に試してきた。
クスリだけでなく、ハーブなども試した。
それでも改善しなかった
関節の可動域が…
しびれた感覚が…
カチカチの体が…
爪楊枝とティッシュで?
何をしたか?
【皮膚感覚】の再認識をさせたんです。
知覚、感覚は脳へ伝わり、脳は体に、または末端に、適切な運動指令をフィードバックする。
感覚が鋭く、鮮明であればある程、フィードバックされる「必要な動き」「求められる行動」も純度が増す。
ですが、感覚が鈍い、または曖昧であれば、フィードバックも曖昧になる。
皮膚感覚だけではなく、視覚、聴覚なども大いに関係しますね。
例えば、怪我の痕や手術痕なんかは皮膚組織が変質しています。
そこを触ったり、押さえたりするも、正常な感覚とは違った感覚があると思います。
その感覚の鈍さは、脳にとってはとても不安で「危険」と判断されてしまいます。
【お前に仕事を任して大丈夫なのか!?】
というのが、脳の言い分です。
100%仕事を振れないのです。
手術の後
大きく皮膚を擦りむいた後
骨折や怪我をした後
火傷した後
など、「その後」に起こる体性感覚の不具合、バランスが悪くなったり、体が傾いたり、腰や股関節、肩を悪くしたり
様々な弊害が生まれることがあります。
珍しい例では、タトゥーを入れた事で…、というのもありました。
なくならない痺れ、または痺れ感(痺れと痺れ感は全く別物)
関節の可動域が極端に少なって、何をしても元に戻らない
そういう時は、関節とか筋肉とか歪みとか、そういう視点ではなく、知覚神経という視点から見ることもアリかも知れませんね。