アトピーについて。
動画でお話ししている内容に付け加えて記事にしておきます。
今回の動画でお話ししたのは、ストレスと消化不良が大敵であり、その見えざるストレスは、もしかしたら「眼の動き」に関係しているかも!?
という内容でした。
付け加えて、「油・脂」に気をつけると良いと思いますので、記事にしておきます。
簡単に言うと、炎症(痒みは炎症)の正体は「あぶら」です。
炎症は悪者扱いされますが、実は必要な事なんです。
炎症が起きないと、新しい細胞には生まれ変わらない。
という事を念頭においてください。
細胞が新しい生まれ変わるには、不必要になった細胞が破壊されなければ、そこに新しい細胞は生まれないんです。
その細胞の生まれ変わりに必要なのが、脂肪酸(あぶら)です。
炎症作用を促す脂肪酸がオメガ6
それとは反対に炎症の抑制を促すのがオメガ3、オメガ9
と言われる脂肪酸です。
オメガ6は、スーパーなどでヒョイっと手に取れる油と思ってもらうといいですね。
オメガ3、9は、良い油はどれかな?と探して見つける油と思ってください。
あと、お魚です。
アトピーの場合、必要以上に炎症が起きるのは抗体反応でもありますが、炎症が起きるには必ず脂肪酸を使いますから、炎症作用を促すオメガ6や酸化油脂を体に入れ過ぎると、炎症が起き過ぎます。
ですから、炎症の抑制作用のオメガ3、9を積極的に摂る事で、無駄な炎症が抑制されます。
ちなみにステロイドは、抗炎症作用があります。
ですが、作用段階はオメガ3の方が、より早い段階で抑制作用を発揮するので、ステロイドより良く効くし、体に必要な油です。
また、ホルモン作用ではないので、危険性がないですね。
次に、炎症で壊れた細胞が新しく生まれ変わるには、「細胞の代謝」が必要です。
細胞をきれいに作り直すには、これまた「あぶら」が必要。
コレステロールです。
コレステロールと聞くと、また耳ざわりがよくない…。
まったく今の医療情報は厄介ですね…。
コレステロールは、細胞の生まれ変わりや細胞の傷の修復、新陳代謝に使われる物質であり、血管の弾力性を保つ為、またホルモンの材料として必要不可欠な物質です。
炎症がたくさん起きている状態であったり、ホルモンの切り替わり時期(更年期)などには、コレステロール値が上がります。
これ当たり前。
というか、必要だから上がります。
それを下げたら、ホルモンが作れない、細胞の傷を修復できない、という事態に陥ります。
コレステロールを下げたい、適切な状態にしたい!
と言うのであれば、適度な運動をすれば良いです。
クスリでどうこうするのは間違いですね。
というのは、ひとまず置いといて。
コレステロールは油とタンパク質(アミノ酸)が主原料
細胞の修復やホルモンの正常化を図るには、良質な油とタンパク質が必要ですね。
(当然ですが、ビタミンもミネラルも必須ですよ。)
ですから、動画の内容と合わせて考えると
ストレス発散、緩和
しっかり噛んでゆっくり味わって食べる
糖を抑える
そして、油を変える
となります。