珈琲を自分で淹れる。
豆を挽いて
湯を沸かして
ドリッパーに挽いた豆を入れ
湯を垂らす
シトシトと抽出された珈琲が滴れる
文字に起こすと単純な工程
でも奥が深い。
最初は不味くてビックリ(笑)
飲めたモンじゃない!と捨てました。
何度か繰り返す事で、だんだんとコツを掴んでくる。
豆の挽き具合い
お湯の温度
豆を挽いて、それだけじゃなくて茶漉しで漉して雑味を出す余分な粉を落とす
湯の垂らし方や豆を蒸らす時間など
豆の種類や焙煎度合いによって、挽く量や温度を変えるなど、繰り返し繰り返しやってると、何となく掴んでくるものがある。
これ、整体とも似てる。
症状や状態に合わせて、マニュアルではない、細かな違いがある。
力のかけ具合いや力をかける時間、スピード、角度、体勢などなど、本当に様々。
同じ症状でも、原因が違えば、全く別のやり方になる。
珈琲の話しに戻るが、器を変えると味わいや香りが変わる。
同じ豆でも焙煎度合いで、また味わいが変わる。
愛宕神社の岩井屋さんでは、珈琲カップを色々変えて出してくれます。
この日は有田焼きの柿右衛門さんのカップ。
女将さんが「1番好きなカップで出しちゃった!」と。
実はこのカップ、一客11万もする(笑)
他にもびっくりするほどの焼き物で出してくれるんですが…
それに気づいたのは、最近のこと。
上等なカップは、飲み口の厚みや広がり、底の深さなんかが考えられている。
柿右衛門さんのカップは、味覚でも甘味を感じる舌の位置に珈琲が触れやすいようにと計算されているそうです。
カップで味わいが違うのは、気付いていのですが、そう言う事か!
と、またオタクな部分が揺さぶられました。
ぼくもまだまだ整体を深める部分があると思う。
深めるって、何事も楽しいですね!