人から伝染するものは、菌やウイルスだけではない。
ネガティブな感情や空気も伝染します。
もちろん、その逆もありで、ポジティブな感情や空気、エネルギーも伝染します。
目をつむっていても、真っ赤な部屋に入ると暖かさを感じ、真っ青な部屋に入ると冷たさを感じると言います。
皮膚が繊細な知覚システムが感じとるものですね。
機嫌の悪い人が部屋にいると、空気がピリピリしていたり、あかちゃんがいるだけで空気が和らいだり。
何が言いたいかと言うと、整体や治療は、施す側が不健康で不機嫌だと、受ける側は良くならないという話し。
ラジオニクス療法の起源
ドイツのアルバート・エイブラムス博士(1863-1924)は、患者のお腹を叩いて音を聞き分ける「打診」という検査法を行なっていました。
打診は、病気の種類によって、ある特定の場所から、鼓を叩く様な音、「鼓音」によって判断します。
またそれとは別の方法でも検査法を行い、病気には体に現れる「病気のサイン」がある事を知ります。
そして、エイブラムス博士が行ったおもしろい実験が今回のネタです。
用意した者、物、は、健康体の被験者と、病原に侵された組織サンプル。
健康体の被験者の頭に、ヘッドギアのようにケーブルを取り付け、一端は、なにも触れないか…、病原に侵された組織サンプルに触れさせるか…というもの。
ケーブルの一端に、なにも触れさせていない場合には、被験者からは病気のサインは現れません。
ですが、ケーブルの一端を、侵された組織に触れさせると、被験者から病気のサインが現れた
というもの。
つまり、健康体であっても、何かを介して、病気、あるいはネガティブな何かに触れることで、症状や病態が現れはしないが、「病気だ」というサインは現れる…という事です。
という事は、ネガティブな人が近くにいる、もしくは、触れる、とネガティブが伝染
ポジティブな人が近くにいる、もしくは、触れる、とポジティブが伝染するという事です。
その空間、環境、言葉、態度、思考、人そのものは少なからず伝染し、症状という顕著なものとしては現れなくても、同じ情報が共有されるという事ですね。
ですから、ぼく自身は常に健康である事に努めています。
不健康なぼくが施術をしたら、不健康な情報を与えてしまうでしょう。
逆に健康的な状態で施術をすれば健康的な情報がクライアントさんに伝わり、健康になりやすくなるでしょう。
イメージしやすくするとすれば…
タバコを吸ってる施術家より、吸っていない施術家の方が施術の効果が高いかも…と言えば伝わりやすいでしょうか。
ですから、ぼくは精神的に乱れを少なく、できるだけ健康的にしていたいと思います。
食事や環境、精神の在り方について気をつけています。
まぁ、あと足りないとしたら運動ですかね!
という事で、今日はちょっと不思議な話しを書いてみました。
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