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治らない頭蓋骨のゆがみと治るゆがみ



 頭蓋骨に限らず、治るものと治らないものがあります。

治らないものは、先天性のもの、形が固定されたもの、遺伝的なもの、手術したもの、失ったもの
などでしょうか。


治るものは、それ以外。
というの事になります。



面白い依頼で、息子の身長を伸ばしてほしいと相談を受けた事があります。
それは、どうしようもありません。

骨盤矯正や背骨の矯正で背が伸びるというような宣伝を見た事があるとの事だったのですが、有り得ません。


身長を測るときに背伸びする…くらいの数センチ、数秒ならできなくはないでしょうが、意味のない事ですし、遺伝情報が書き変わる訳もない。



無理なものは無理。

絶壁の施術でも、治らないものもあります。
でも、それは施術してみないと分からないのが正直なところ。



単純は絶壁なら簡単に治るけど、相当頑固なのもあります。

あかちゃんの場合、耳の上の骨が左右両方とも出っ張り、極端に絶壁になったものは、相当回数を要します。


しかもあかちゃんの場合、グズったら施術できないので難しいです。
内臓の機能性からの介入を試みる方がいいと思います。

その辺りは、別の記事に書いているので、良かったら読んでください。

↓↓↓↓



 頭蓋骨は前頭、頭頂、側頭、こめかみ、頬、上顎、下顎、後頭、などのパーツが集合して作られています。
それぞれ、ひとつひとつの骨のパーツごとに特定の動きがあり、ひとつひとつのパーツの動きで全体の動きを作ります。


頭蓋骨の動きは呼吸により動きます。
呼吸が浅いと、頭蓋骨の正常な動きはでません。


単純な絶壁の場合、頭頂部の骨と後頭部の骨が関連し作られてしまいます。
この場合、ふたつの骨の動きを正常に戻してやれば簡単に治ります。


ですが、骨自体が変形しているものは、相当な施術回数が必要、かつ、完全に丸くなるかと言うと、おそらくきれいに丸くはなりません。

骨自体の変形、形が固定されたものは無理です。

○が普通であり、○で全体の機能性を保つものではなくなって、□で全体の機能性を保つ様にプログラミングされてしまっている…。

つまり□が普通。


普通を変えるというのは、治すという概念ではなく、潰すという概念になります。





 頭蓋骨の骨自体の構造は、繊維結合と言って、繊維が骨化したもので、とても硬い。

首の付け根辺りから上は、特にその繊維結合によって作られる骨なので、形を変えるのはほぼ不可能です。



ちなみに、首の付け根辺りは、ショックを吸収する役割りが必要な為、繊維結合ではなく、軟骨結合なので比較的柔らかい。


 ですから、あかちゃんの絶壁が心配ならば、治すというよりも、ならないように気をつける事が重要です。

ならないようにするには、産まれる前、お腹にいる間がとても重要なので、上のリンクから探して読んでくださいね。


そして、うつ伏せに寝かせて窒息死したという記事や情報があるので、仰向けに寝かせますが、うつ伏せや横に向かせて寝かせる方が、理にかなっていると、ぼくは思います。



それよりも、何より母乳の質、ワクチンの害、離乳食の添加物、抗生剤、ステロイド、そんなのの方を気にした方がいいですね。












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