「骨盤が歪んでいる」
「左右の足の長さが違う!」
「今日も歪んでいますね!」
「施術をある程度続けないと、歪みがすぐに元に戻りますよ!」
「産後は骨盤を矯正しないといけません!」
ぼくからしたら、「歪んでないから。笑」ってなるんですよ。
歪まないから、骨盤はそう簡単に。
足の長さが左右均等なんて、どんな人間でもあり得ませんからね。
逆に左右均等だと、体の働きからしたら都合が悪いので、歪み以上に、左右均等の方が不具合が大きいんです。
利き手、利き足、利き目、などがあるように
どちらかが、可動性を重視した側であり、どちらかが安定性を重視した側である。
右利きの人は、右手、右肩が可動側、左足、左骨盤が安定側。
安定側である骨盤が下がり、足の長さは短く、足首は若干右に比べて硬くなります。
この傾きがあることで、体の動きや機能面に置いて、都合が良いからです。
妊婦さんは、骨盤がより安定性を高めるために、骨盤が全体的に後傾(下がる)します。
これを、骨盤が下がっているから!と矯正すると、不安定になり危険ですね。
逆子にもなりますし、あかちゃんの頭がへしゃげます。(絶壁になる)
妊娠中、出産、産後は、ホルモンバランスにより、骨盤の靭帯の強度を変化させて開閉がコントロールされます。
わざわざ骨盤矯正などで、無理やりどうのこうのしなくてもいいし、してはいけません。
結構大事なことなので、前回、同じ動画をリンクしていますが、もう一度。
何度、矯正しても、歪みは治りません。
だって歪みじゃないから!
左右均等にすることは、「整える」ではなく、「壊している」です。