嘔吐も下痢も、「解毒」をしている。
状態です。
基本的に嘔吐も下痢も止めてはいけません。
「毒を吐き出している」か「毒を排泄している」ので、止めると、毒を体に蔓延させるからです。
犬や猫が、草を食べて「ゲーッ」で吐いてるのを見た事ないでしょうか?
アレも体から余分な毒素を出す作業をしているんですね。
嘔吐下痢、以外にも体には解毒の方法が備わっています。
排尿や発汗、去痰(キョタン:痰を出すこと)、皮膚の湿疹やかぶれ、アトピーなどもそのひとつです。
解毒がうまくいかないと、アトピーのようなタダレになったりします。
ステロイドで炎症を緩和させるのもひとつの方法ではありますが、ステロイドは強力なホルモンですので、外から入って来る、塗布する、などを加えると、自分自身ではステロイドホルモンを分泌しなくなり、その他の炎症に対して脆弱になり、またストレスに対してもとても弱くなります。
大事なのは、緩和させる事をつづけるのではなく、根本的に改善させる事を目的としないといけないですね。
嘔吐下痢の対処とは、だいぶ話しがずれたので、これに関しては、また記事を書きます。
ぼくの体の解毒は、スパイスカレーを食べることです!
美味しいし、ハーブで体が掃除されます。
犬猫が草を食べて解毒するのと同じく、人間もハーブを食べて解毒します。
本格的なスパイスカレーを食べると、痰が絡んだり、鼻水が出たり、汗をかいたり…
薬効作用で解毒が促進されます。
ハーブを使った自然療法は、紀元前から行われており、西洋医学の始まりとされる、ギリシャのヒポクラテスは、ハーブでの治療を行っていました。
薬としての作用は、そのほとんどが下剤や催吐剤だったそうです。
下痢で掃除するか、吐かせて掃除するか、ですね。
だから、嘔吐下痢は悪い事ではない、むしろ良い事、喜ばしい事です。
(本人はキツいでしょうけど)
東洋ではインド医学、アーユルヴェーダがハーブ療法の発祥です。
それが中国では、漢方として使われています。
つまり、漢方の生薬とは、ハーブの事です。
スパイスカレーは生薬の美味しい食べ物。
薬膳もそのひとつですよね。
ただ、ここで注意したいのが、ハーブの摂り過ぎには気をつけないといけない…という事。
西洋のハーブ療法の始まりより以前から行われていた、最古の医療「アーユルヴェーダ」では、単一のハーブ、または同じハーブを3日以上続けて処方してはならないという決まりがあります。
ハーブはそれぞれ「薬効」があり、その薬効で、ほとんどの病態は3日で変化し、処方された初日とは、病態がまったく違う状態になっているので、3日以降は、お門違いの薬効だ!と言う事になるからです。
飲み続けないと効果がない…のではなく
飲み変えて続けないと効果がない…という事です。
漢方も気をつけてね。
…とまあ、これも話しがだいぶ飛んでしまいました。
嘔吐下痢は止めないこと!
が最重要です。
ただ、脱水にならないよう、こまめな水分補給と塩分の補給を心掛け、止まるまでは、食事は極力与えないこと。
消化不良を起こしてもいるので、単純に内臓負担になるのと、未消化タンパクから毒素作用も状態を悪化させるため、食べてはいけません。
「性をつけさせないと」と、肉や糖分を与えてはいけません。
スポーツドリンクなどもNGです。
過剰な糖が肝臓の解毒を妨げます。
塩分は、「天然塩」です。
ナトリウム以外に、ミネラル分を多用豊富に含んでいる天然塩を舐めたり、塩水にしたり。
お粥を作るなら、ドロドロに煮込んで、天然塩を多目に入れてください。
嘔吐下痢にならない為に、日頃から生モノ、刺身、タタキ、寿司、カルパッチョ、生野菜などを食べ過ぎないようにするのが1番です。
特に冬から梅雨時期までは注意してくださいね。
ウツロイでは、嘔吐下痢で疲弊した体を整えケアしますので、ご相談くださいね。
嘔吐下痢の整体メニューは
自然整体で。