むくみは体の水はけが悪い状態がイメージしやすいです。
「水を飲み過ぎるとむくむ」から水を飲まない
という事を言う人もいますが
実際、むくみはそんな単純なものではありません。
むしろ、水が少な過ぎていたり、塩が足りていなかったり、「足りない」からむくんでしまいます。
むくみが気になる状態で、プラス下記の様な症状がありますか?
●水を飲んだらむくむ
●水を飲まない、飲めない
●お風呂でパッと立ち上がるとクラっとするような、立ちくらみがある
●よく足がつる
などは、塩が足りていません。
熱中症に陥りやすいので、注意が必要です。
人間の細胞内に水分を取り込む時、塩(ナトリウムイオン)が必要です。
塩、ナトリウムや他のミネラルがないと、水を吸収できずむくみます。
まずは、食塩ではなくて、天然塩(ミネラルが豊富な)をしっかり摂れているかどうかが重要です。
それと、むくみに関してもっと重要な点があります。
それは、日々どんな脂・油を摂取しているか?
です。
お菓子やパンやケーキに使われるマーガリン・ショートニング
唐揚げ、バター、牛脂、などなど
飽和脂肪酸、トランス脂肪酸の摂り過ぎで起こる、むくみがかなり深刻です。
むくみ = 水はけが悪い・リンパが滞る
なんですが
実は、むくみは、一種の『炎症』なんです。
むくんでいる… = 身体中に炎症を起こしている
と考えて、対処するのが最も重要なポイントなんですね。
身体中に炎症を起こす物質で、結構強烈なのが、上にも例に挙げた、飽和脂肪酸、トランス脂肪酸というもの。
とくにトランス脂肪酸は人間が分解できないので、超危険と考えるべき。
実際、マーガリンは日本を除く海外諸国(先進国以外でも)では使用禁止にしている国が目立ちます。
食べるプラスチックと言われています。
海外の加工食品のパッケージを見ると、《Trance fat Free 》と表記されています。
飽和脂肪酸とは、簡単に言うと牛脂や豚脂、鳥脂など常温で固まる脂です。
低体温の人が食べると内臓の中で固まります。危険。
対して、魚脂やオリーブオイル、アマニ油、エゴマ油など、常温で固まらない体にとっても良い油を、不飽和脂肪酸と言います。
脂、油、あぶら、(トランス脂肪酸も飽和脂肪酸も
不飽和脂肪酸も)は
消化の段階で、『グリセロール』と『脂肪酸』に分解されます。
グリセロールは小腸で吸収され、すぐに肝臓に運ばれ代謝し、エネルギー変換はスムーズです。
対して、脂肪酸は小腸で吸収した後、タンパク質と結合してからリンパ管を通って心臓に到達し、心臓の血流に乗って全身に流れ、エネルギー変換の経路に。
ややこしい話しですみません。
何が言いたいかというと、悪い脂肪酸か良い脂肪酸かで、全身の血液や状態が左右されるということ。
トランス脂肪酸は、酵素分解できないので、免疫反応が起こります。
プラーク化が起こり、血管壁にボロボロのセメント状のものがへばりついていきます。
血管がつまったり、破れたり。
コレステロール値が高い…というのも、飽和脂肪酸やトランス脂肪酸の摂り過ぎで起こります。
むくみがある、ひどい、場合は、全身に脂による炎症が広がっていると言うことです。
ちなみにコレステロール値が高い=太っている…とは限りません。
『むくみ』を侮ってはいけませんね。
むくみは、原因を見極め、適切に解消させないと命の危険性も出てくる、実はかなり深刻な状態なんです。
ウツロイでは、むくみの原因を原理から考え、何が健康的なサイクルを乱しているのかを見つけます。
根本的な原因を適切に施術したり、アドバイスしてセルフケアしてもらう事で解決していきます。
リンパを流せばそれで良いかというと、そう言う単純なものではありません。
リンパが滞るなら、何故リンパは滞ってしまうのか?
という原因も視野に入れて施術を受けてほしいと思います。
正月太りや、正月むくみ、放っておいていいものでしょうか?
「むくみ」のきちんとしたケアもウツロイにお越しください。