健康的な心身の状態は、何から作られるでしょうか?
ストレスが心や体に影響を及ぼすことは、広く知られていますが、深くは知られていない。
どのように心身に影響を起こすのか?という部分です。
詳しくは知る必要もないのかな??
とも思いますが、ぼくは追求してしまいます。
ストレスは、要はホルモンの分泌によって、自律神経の交感神経を刺激します。
血糖値が上昇し、攻撃体勢、防御体制、つまり戦闘モードに心身を切り替えるんですね。
こう言うと、どうしても交感神経が悪者にされがちなのですが、悪者ではなく見方です。
交感神経があることで、体は守られているからです。
副交感神経だけが過剰に優位な状態になるのが、鬱ですし、仮死状態や死を招くのは、むしろ副交感神経です。
でも、副交感神経も悪者ではない。
バランスが取れているのが重要ですね。
ストレスが過多になると、交感神経が優位になりがちで、その許容範囲を超えると、一気に副交感神経過剰優位になり、ひどい場合に死にいたる。
では、ストレスとは、心の問題だけなのか?
違います。
身体的なストレスもあります。
心と体、どちらにもストレスの発散とリカバリー(回復)が必要です。
健康を作る方法は、心と体にかかっているストレス、ストレス要因を軽減させること、ストレスに対して耐性を作ることですね。
そして、適切な栄養を摂ることです。
スタバでこのブログを書いていますが、まさに目の前で体への巨大なストレスをかけている方もいらっしゃいます。
クスリを服用し、コーヒーを飲む。
病院では、「クスリの効き目がなくなるのでコーヒーやカフェインの含まれる飲み物で、服用しないでくださいね」
と優しく言われる程度です。
しかし、、、残念ながら、そんな生ぬるいものではありません。
肝臓の負担と言われると、飲酒を思い浮かべる方が99.9%ですが、クスリとカフェインの方が100倍くらい負担をかけます。
あと、糖分もです。
「お酒飲まないのに、なぜか肝臓の数値が悪いんです」
と言われる方も、とても多い。
砂糖、お菓子、チョコレート、ケーキ、アイス、ジュース、コーヒー、エスプレッソ、ラテ、紅茶、緑茶、エナジードリンク、滋養強壮剤、クスリ(西洋薬、漢方薬)食品添加物(防腐剤や酸化防止剤、安定剤、着色料、香料など)
大人だろうが、こどもだろうが、肝臓に強烈に負担をかける日本の食生活。
心のストレス以上に、実は身体的(内臓)なストレスが異常に多い。
まずは、内臓を休めてみましょう。
肝臓や腎臓です。
月に一度くらいは、思いっきり少食にしてみたり、断食習慣を持ってみたり
もう少しハードルを下げて、コーヒーやカフェイン飲料を飲まないとか、甘い物を食べないとか。
そこから、心の状態を良くする様に。
心の器である、体が整っていないと、心だけが整うことはあり得ません。
頭痛がひどいのに、穏やかな心を保ち続ける。。。
なんて無理ですから。
(頭痛も肝機能症状の一つです)
肝臓を使いまくると、血糖値の正常なコントロールが効かなくなります。
血糖値が上昇した状態が戦闘モードでした。
ですから、そう言う面でも体が整わないと、心を整えられないんです。
暴飲暴食すること、甘い物を食べることをストレス発散方法にしている方は、やり方を変えましょう。
一生ストレスを解消することができませんし、体のリカバリー(回復)を妨げまくってしまうので、癒えることがありません!
自然を見る、感じる、触れる、買い物する、映画を見る、笑う、泣く、軽い有酸素運動をする、瞑想する、整体などボディケアを受ける、など
ストレス発散の方法は、たくさんありますね。
食べることでは実は、本当の意味でストレスの発散にはなっていません。
健康は、何で作られる?
それは、心身にかかり過ぎているストレス負担を、適切な方法で発散することと
整った栄養で作られます。
整った栄養については、また詳しく書きたいと思います。
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