クスリをやめたいという方は多い。
しかし、実際に断薬できる方は少ないのではないでしょうか?
一旦、クスリを飲むと癖になる、というより依存してしまう。
医者にクスリをやめてはいけないと言われていたり、クスリのおかげで血圧が安定しているから、やめるとまた血圧が上がる。
と言われたりして、クスリはやめられないモノだという認識を植え付けられている人も少なくない。
というより、そういう社会になっている。
これを洗脳と言う。
クスリは、症状を治すものではなく
症状を引き起こしているモノに対して、逆の作用を与えたり
痛みなどを感じなくさせたり、症状を覆い隠し、あたかも治ったかのように誤魔化している事が多い。
手術や感染症などに対しての一時的な処方はクスリに代わるものはない。
素晴らしいことですが、常飲し、健康を維持、増進させる習慣を疎かにさせるやり方が問題ですね。
漢方薬も、飲み続けないとダメだと言われますが、はたして本当にそうでしょうか?
薬効成分により、症状に一時的に対抗することは、悪い事ではない。
しかし、そもそも症状を緩和させたり、健康を増進させる目的としては、少しズレていることに気付いてほしい。
「眠れない」
という症状に対して、クスリや漢方は、薬効成分で、興奮作用のあるホルモンの分泌を鎮めたり、沈静作用のあるホルモンの分泌を促進させる、"作用"を起こす。
すると、眠れるようになる。
これは治っているのではなくて、症状に対して、逆、もしくは抗う作用を一時的に与えているだけです。
「自律神経の働きを整える働きで、自然な眠りを促します」的な謳い文句を見たり、聞いたりしますが、自然な様で、全然自然ではありません。
自然とは、本来、自分自身の体で制御されている事を言います。
漢方、ハーブ、などの薬効作用は、自然のものを使っていますが、過剰になると不自然な体の働きとなります。
その為、アーユルヴェーダでは、基本的に3日以上、同じハーブを用いてはならないとしています。
ハーブを飲み始めてから1日目、2日目、3日目と、体の状態は変化し、症状も別の形に変化します。
服用前の症状とは、全く別物になっているので、4日目、5日目、と飲みづけると、全然お門違いのハーブを飲んでいる事になる。
という事です。
ハーブというも、ハーブティーなどを連想しますが、ところ変われば、ハーブという言い方ではなく、生薬と呼ばれます。
つまり、漢方薬ですね。
漢方薬は飲み続けないとダメというのは、どうなのでしょう?
なんでも、鵜呑みにしていては危険ですね。
スライムが現れた!
緑が健康!
黄色やピンクは、健康を害している。
と考えてください。
さて、黄色のスライムに、何色の色素を飲ませれば、緑の健康な状態に戻るでしょうか?
答えは、「青」ですね。
肝臓を悪くして、顔が黄色くなってしまったスライムちゃんに、「青」のお薬を飲ませると、緑の健康スライムになっていきます。
3日間、青いお薬を飲んでもらったところで、緑。
では、それ以上4日、5日、6日、1週間と青いお薬を飲ませると、色は何色になりますか?
緑を通り越して、青くなり過ぎますよね。
一旦、薬が効いて良くなったけど、なんだか効かなくなった!
というのは、健康を通り越して、薬の作用によって、別症状に変化してしまったからです。
程良いところで止めずに、薬を飲み続けると、絶対にダメという事ですね。
ピンクにまでこじれたスライムを緑に戻すのは、ちと難しいですが、クスリを使うだけではなく
もっと自然な体の働きを信じてあげましょう。
そして、クスリではなく、栄養を補給することでしか、本当の意味で「治る」とはならないと思います。
眠れないのが、例えば沈静するホルモンの不足だとするならば、ホルモンを作れる体にしなければなりません。
ホルモンを作るには、材料が必要です。
材料とは、栄養素です。
ホルモンの材料は、タンパク質を元に作られるアミノ酸ですね。
だから、薬効成分ではなくタンパク質を補う事が、「治す」ということになります。
断薬するには、まず栄養素を補いましょう。
でなければ、断薬を成功させることはできません。
断薬の相談や健康の相談全般、ウツロイは一般常識外から答えを見出すお手伝いをしています。
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