発熱したらすぐに解熱剤を飲む、あるいは飲ませるのは待ったです。
本当に解熱が必要なのか?
あなたは、体温計を使う時、どちらの脇に挟みますか?
左?右?
それとも両方?
両脇で計ってみてください。
左脇で計ると、37.5℃
右脇で計ると、36.0℃
なんて事があります。
左右で体温差があるのは、甲状腺機能低下か神経系に問題がある時です。
この場合、解熱剤を使うと低体温症になりかねませんので、要注意ですね。
どちらの脇で計った体温で判断すべきか?
まず、「解熱剤を使う」
という前提で見るのではなく
体に起きている異変は、どういう異変なのか?
を判断して見てほしい。
普段から、35℃台が平均の低体温の場合
36℃台であることで、耐性が正常に取れないことがあります。(微熱っぽく感じる)
体温は36.5℃〜37.0℃くらいが好ましい。
発熱は、菌に耐性するべく免疫反応を起こす為に発熱します。
発熱は、菌やウイルスを解毒する為の重要な身体のシステムです。
発熱できなければ、菌やウイルスに対抗できない。
「低体温は免疫機能が低下する」というのは
体温を上げらず、菌やウイルスに対抗できないからです。
正常な体温で、なおかつ両脇で体温を計って
左38.5℃/右38.4℃
などであれば、「発熱している」と判断します。
低体温で、なおかつ左右で体温差が、1℃前後ある場合は、まず甲状腺機能な異常があるはずですから、解熱剤を使う…という処置は、病態を長引かせる、または別の病気を作ります。
大切なのは、普段の自分(または家族)の平熱をきちんと把握しておくことです。
そして、発熱は「悪」だとしないこと。
発熱は「解毒」です。
何故、発熱するのか?
というメカニズムを知ってください。
菌やウイルスが体に入ったら、発熱しなければ解毒できません。
解熱剤やクスリを使わずに治るなら、それに越したことはありません。
熱い風呂に入って体を温めて、布団に入って汗をたくさんかかせる。
頭と首筋だけ冷やす。
(ビタミンCを摂るのと尚良し)
昔はそうやって、体に入ってきた菌やウイルスに対抗している身体のシステムを手助けする処置を取っていました。
ですが、今は発熱を悪だとし、解熱させ、菌やウイルスは自らの免疫力に頼らずに抗生剤で敵味方もろとも死滅させる処置を取ります。
免疫抗体もできない
解毒もできない
毒素を溜め込む
味方の常在菌も死滅
さらに抵抗力がなくなり、アレルギーを起こしやすくする。
熱を下げることは、治癒から遠ざけます。
>>> ブログのトップに戻る