基本的に整体やカイロプラクティック、頭蓋骨の調整をすると、血圧は正常に安定します。
血圧が上昇する理由はとても多く
原因はこれひとつ。
という風に限定することは難しい。
一番、基本的な血圧上昇の要因は
自律神経の交感神経刺激が強くなっている…
アドレナリンなどの血管収縮作用を起こすホルモンの作用によるもの。
血管収縮が起きると、血管の圧力が上昇します。
つまり、血圧が高い…という状態です。
しかし、血管圧力が上昇し続けると
血管にある圧受容器が、圧力が上昇し過ぎてますよ〜
と、脳に伝達します。
すると、徐々に血管への圧力を緩めます。
血管は、常に微弱な緊張状態が起こっており、それが正常です。
圧力が高まり過ぎると、緊張を緩め、圧力調整をします。
何が言いたいかというと、自然に体は血圧を安定させる術を持っている。
ということです。
なぜ、交感神経が刺激されるか?
アドレナリンの放出量が増えるのか?
これは突発的、持続的なストレス(肉体的にも精神的にも)があるからです。
突発的なストレスは
例えば…
びっくらこいた!
時間や予定への焦り!
仕事が終わらないなどのイライラ!
初めての人、空間へのソワソワ!
病院での診断へのドキドキ恐れ!
寒い!暑い!
体操、運動などなど
一時的に血圧は上昇して、数分後に下降します。
ですから、すぐにクスリ…というのは、あまりに短絡的で極論過ぎて、体の自然な営みを軽視、無視している。
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交感神経刺激を解除して、血管への圧力上昇を緩める、頭蓋骨調整は、自然な作用を利用して、自律神経機能を整えます。
自律神経が調整され、数分で血圧は正常以下にグッと下がります。
その後、数分で正常血圧まで戻ります。
ですから、ウツロイでの施術は施術の合間や最後に、ゆっくりリラックスしてもらっています。
それをなくして、「はい!どうぞ!」と立ってもらったりすると、クラっときたり、ダルさ倦怠感が起きたりします。
降圧剤は、安定した血圧状態での服用をしている方がとても多く
それだと、倦怠感、めまい、全身のあちこちに点在する痛みや不快感や違和感、頭重感、耳鳴り、などなどが起こります。
血圧を計測するのは、朝だけではなく、昼や夕方、夜も測りましょう。
昼以降、血圧は自然と下がります。
朝の血圧だけで全てを判断してはいけません。
朝は交感神経が優位で、血圧は必ず上昇するからです。
何故か?
今から活動するぞ!と、意識はハッキリと、鮮明にします。
心拍数が上がり、上昇した血圧により血液を循環させます。
この時、血圧が低かったら活動できないんです。
何も考えずに降圧剤を飲んで、車を運転したり、暑い日光の下に出たりすると、どうなるでしょう?
クスリの長期的な服用、習慣的な服用は、本来の体の機能を低下、崩壊させてしまいます。
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