とっても以外なところから、体の痛みを生じてしまうもので…
膝の痛みについて前回の記事に付け加えておきたいと思います。
膝だけではない、肩や首、腰、など様々な部位にも影響を及ぼす「視覚」の問題があります。
過去記事の「つまずきやすい」を参照してください。
「眼からの情報が曖昧だと、次に繫る運動や行動も曖昧になる。」
簡単に言うとこうです。
単純に、目が見えていないと、歩けないのということですね。
眼の働き、特に今回の記事では「眼球運動」
眼は、見たい、見ないといけない、対象物に対して瞬時に照準を合わせます。
道を歩く時、真っ直ぐ前だけを見て捉えているわけではなく、信号や他の人の動き、車、横断歩道、車道、そのほかお店や風景などに、照準を瞬間的にパッパッパと視線を移し確認しています。
周りがちゃんと見えていれば、自分がどういうスピードで歩き、どの対象物に注意を払うべきか、判断でき、その判断に合わせた適切な運動(この場合、歩行)を行います。
そんな時、思いもよらないところから、不意に猫が飛び出してきたら、ビクッ!!!となって、体をすくめ止まりますよね。
視覚がちゃんと機能していれば、危険を瞬時に察知し対処できますが
視覚情報が曖昧だと、瞬間的な危険察知も難しくなります。
その為、眼の動きに問題を起こしていたり、視力が弱かったりすると、最初から動きが小さかったり、体が硬かったりします。
体の動きは、単に体が硬いということだけではなく、視覚情報によるものが関係したりもします。
この他にも、体のバランス感覚に関するもので言えば、視覚以外にも、聴覚や体性感覚なども関係してきますね。
膝がどうして痛くなるのか?
それは単に膝が悪いからという理由だけでは説明がつきません。
「何故、膝が悪くなったのか?」
という、原因、理由がわからないといけません。
治療において、その理由が明確に判断できなければ、根本的に治すことはできません。
逆を言えば、理由さえ分かれば、治すことができるということです。
手術や注射は、「痛い」と訴えた場所にしか施しません。
「痛い」は、必ず別の部位、別の要因があるから、痛みを生じます。
軟骨がすり減ってるから、靭帯が損傷してるから、骨が変形しているから、
それも、「何故」を解決せずして、膝を手術しても、原因がなくなっていないので、またすぐに症状が戻って来ます。
いいえ、手術前よりもひどい状態になっていきます。
膝や肩、首、腰、など
施術や処置を繰り返しても、痛みが取れない、またはすぐにぶり返してしまうのは、全く関係ないと思われている「視覚」や「聴覚」に関連しているかもしれない。
ウツロイでは、その辺りの「感覚」にも目を向けて施術を行います。
毎回毎回、同じ施術をしてても意味ない。
状態をきちんと把握して、その状態に合った適切な施術をしなければならないのです。
流れ作業的、マニュアル的な施術だと効果はありませんね。
なかなか治らない痛みや症状のご相談は、ぜひ一度ウツロイへ。
今までとは違った結果が出ると思いますし
これまで言われ続けた原因とは、全く違うことが原因だと分かると思います。
追記:
最近、頑固さが増してきているな…という場合、視覚に問題がある可能性が高いです。
視覚や視野の狭さは「新しい」「これまでとは違う」「経験したことがない」ことに対して、対応できづらいことにもなるので、"見る"以外のものに対しても警戒が増します。
視覚は性格にも影響するんですね。