膝が痛みのは、脚の筋力が落ちているからです。
要は、老化現象です。
治すにはしっかり歩いて筋肉を鍛えなさい。
なんて…
「今時何言ってんの?」と思うのは、ぼくだけでしょうか?
いいえ。
ちゃんと勉強してる整体師や整骨院の先生は、みんな思っている事です。
未だに勉強していない、整体師以下の"お医者たん"に、多くのお年寄りが苦しめられている。
そんなアドバイスにもならない、虚言を言ってるヤツはお医者さんと言えません。
"お医者たん"とママゴトっぽく言ってやります。
たしかに、筋力が低下している事は事実です。
でも、そもそも正しい運動に体を導くことができない状態だから、筋肉の使える、使えないの差が激しくなり、体のアンバランスを起こしています。
要は、体幹を安定させれば、膝へ負担がかかっている部分は、負担が軽減され
上手く使えていない部分が、上手く使われるようになり、足腰が強くなるという事です。
膝を治すには、「膝」を手術したり、「注射」したり、どうこうするのではなく
体幹を安定させ、体を上手く使えるようにすれば良いということ。
膝の話しなのに、まったく関係なさ気な横隔膜の画像。
青く色付けてる部分が「横隔膜」です。
実は体幹を安定させるのに、最も重要な働きを担うのが横隔膜。
膝や足腰が弱い、バランスが悪い、体幹が不安定、体が硬い
という方は、みんな呼吸が浅く、横隔膜があまり動いていません。
呼吸は、横隔膜の上下運動で行われ
息を吸った時に、横隔膜が下がりお腹が膨らみます。
このお腹を膨らませる…「腹圧」をかけられるか、かけられないか、
で、体幹の安定性が左右されます。
足腰の筋肉で姿勢を支えているのではなくて、呼吸による横隔膜の上下運動が起こす「腹圧」で姿勢は支えられています。
呼吸が浅い、腹圧がないことで、姿勢は不安定になり、その不安定さをどうにかこうにか支えるために、足腰の筋肉がバランスを崩しながらも立とうとするので、不具合、痛みが生じてしまうのです。
つまり、歩く前に、筋肉を鍛える前に
『呼吸をしっかりしましょう』
というのが、正しいアドバイスになる訳です。
膝の痛みで、ウツロイに来られる方は、膝を触らなくても、膝の痛みがなくなります。
呼吸だけで治る方も少なくない。
ヒアルロン酸注射だの、コンドロイチン硫酸だの、手術だのは、もっともっと後の段階。
必要ないことの方が多いんです。
呼吸以外に、もうひとつ見ておきたい重要ポイントがあるのですが、これは、また次の記事で。
重要ポイントは「眼」です。
今日もブログを読んでくださり、ありがとうございました。
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