金曜日が定休日のウツロイ。
ぼくにとっての週末です。
今日もお越し頂いた皆さまに感謝。
良くなってくれて嬉しい限り!
こんな幸せな仕事ができてることが有り難いです。
土曜日は空き枠が少ないですが、日曜日はまだ余裕がありますので、元気を取り戻したい方、ぜひお越しください!
今日は、久しぶりに「腰痛」のご相談がありました。
鳥獣戯画のかえるさん、良い仕事してくれます 笑
さて、どんな症状にも原因があり
もちろん腰痛にも原因があります。
ひとつではなく、複数考えられるし
すべて同じパターンでもない。
今回の場合は
「上半身が固まってしまっていた」
ことが、主な原因になっていたようです。
以前の記事にも書いていますが、症状部位と原因部位は、一致しません。
《症状は仕方なく起きている、もしくは必要だから起きている》です。
ですから、症状のある部位に、施術をすのはNGです。悪化しますし原因をこじらせる。
今回のパターンは
上半身の動き、肋骨、肩甲骨などの胸郭部の動きが制限され過ぎて、仕方なく腰を無理に動かさなければならない状況になったため、腰痛になった。
胸郭部の動きはなぜ制限され過ぎてしまったのか?
これは、胸で呼吸をしてしまい、横隔膜の動きのパターンが崩れてしまっていたからです。
息を吸うと横隔膜は、下に下りお腹が膨らみます。
逆に、息を吐くと横隔膜は、上に引き上がりお腹は凹みます。
これが普通の動きです。
ところが呼吸が浅く、酸素供給量が減ると横隔膜の動きにプラスして、胸を膨らませる呼吸システムが加えられます。
全力疾走した後とか。
呼吸が浅い人は、横隔膜の動きより胸を膨らませる胸式呼吸がメインになります。
横隔膜の上下運動は、別段、他の骨格筋を最低限しか使いませんから疲れることはありません。
ですが、胸式呼吸は、肋骨や肩甲骨、鎖骨、胸骨、他、胸郭部の骨格筋を過剰に動かします。
呼吸は1日2万回なので
2万回、ダンベル運動してるイメージです。
そりゃ、おかしくなりますよね…。
結果、体の全体的な動きが制限され、影響の少なかった足腰を過剰に動かさざる得なくなり、ついには痛める
というメカニズムになっていた…という事です。
呼吸は、むちゃくちゃ重要。
結構な割合で呼吸が乱れている方いらっしゃいます。
腰痛だけでなく、様々な症状の発端になる呼吸システムの乱れ
見逃せませんね。
呼吸を整えるだけでも、かなり体が楽になります。
腰痛以外でも、頭痛、首こり、肩こり、疲労などなど、呼吸が関係しますので
整えにいらしてくださいね!
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