日本人の食が壊れている。
崩壊している。
年末、帰国して久しぶりに来てくださった常連さんは、今、韓国に住んでらっしゃいます。
韓国に渡られる前に
「日本と食文化とかが違うから不安…」
と言われていたのですが
ぼくは、逆に日本の方が食が不安だらけなので
「健康になれますよ!」
と言いました。
確かに日本の方が衛生面ではダントツだと思います。
しかし、清潔過ぎるので虚弱になる。
また、日本は添加物がやばいのと、食文化がもう崩壊しているから、体に良い食事を摂ろうとしても至難の業です。
虚弱体質、発達障害、グレーゾーン、アレルギー、アトピー、先天性○○、なんやかんやと起こるのは、食文化の崩壊が原因している面も原因しています。
韓国では、キムチやらサムゲタンやら、体に良い食べ物、食文化は日本ほど崩れていない。
韓国ドラマを観ても、若い子が普通にキムチ、チュセヨ的な感じです。
キムチ食ってカッコ悪い…とか無いんです。
誕生日にはワカメスープ食べた?
というフレーズが普通なんだそうです。
ワカメ、オキアミ、ナッツ類、唐辛子、鶏肉、豚肉など
韓国には韓国の環境に合わせた、人間が健康的な生活を営めるような食文化が根付いています。
乳酸菌を摂る、腸内環境を鍛える食べ物は
韓国だとキムチ、日本だと漬け物や味噌、ブルガリアだとヨーグルト、みたいな感じで、環境やDNAに適切な食文化があります。
日本人は、乳糖や乳製品のタンパクを分解する酵素を持っていない。
だから、ヨーグルトではなく、漬け物や味噌、納豆などの植物の発酵食品が豊富なんですね。
食文化を守って生活する事は、めちゃくちゃ大事です。
ダサい食べ物食べて健康的に、自然になりましょう。
先日、今年最後の栄養学の勉強会に。
そこで勉強した内容は「脂質」
体に必要な「脂質」
適度に体に良い脂を摂らなければ、こどもの脳と目の網膜の発達が上手くいかない。
日本人は元々、魚をたくさん食べていたので、魚油、体に必要な脂を摂れていたけど、食文化の崩壊が進むにつれ、魚介類、海藻を食べる機会が少なくなってきた。
日本に住んでいたらサプリメントは必須だけど、別の国なら、日本ほどデリケートにならなくても良いのでは…?と思います。
ウツロイは、普通の整体の施術に加え、栄養面の見直しなどもアドバイスしています。
勉強すればするほど、人間は口にしているモノでしか根本的には変わらないと痛感させられます。
来年は栄養面のアドバイスを強化しつつ
皆さまのお困りの症状の根本改善、体質の改善も踏まえて、整体の質をより高めていきたいと考えています。