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施術の最重要項目とは

 
施術の最重要項目を挙げるとしたら
 
「呼吸」以外にないでしょう。
 
 
呼吸かすべてを制すると言っても過言ではない!
 
 
浅い呼吸
吐けていない
口呼吸している
 
 
このような呼吸だと、まず呼吸を整えなければ、施術しても効果が出ない。
 
 
息を吸う、吸気は鼻から吸う
息を吐く、呼気は鼻または口から吐く
 
まず基本中の基本
ポカンと口を開けているこどもが多いですね。
口呼吸システムになってしまっているこどもです。
 
 
口呼吸は、吸気量がとても少なく
鼻の粘膜を通過しないため、雑菌が侵入しやすく病気になりやすい。
 
免疫システムの1番始まりの部分を、雑菌が難なく通過している事になります。
 
 
 
鼻で呼吸すると、吸気量が大きくなります。
息を吸うと、横隔膜は下に下りお腹が膨らみます。
この時の腹圧で姿勢が自然に安定します。
 
 
鼻呼吸ができていない。
腹圧をかけられない。
呼吸が浅い。
これらは、自然な姿勢の安定が取れず、筋肉を無理に使って姿勢維持する為、全身の筋疲労や張りにつながります。
 
 

 

呼吸が浅いのは、単に脳への酸素欠乏にもなりますので、すべての神経の働きや伝達が低下します。
 
ここまででも、呼吸は
「免疫システム」の一端を担っており
「姿勢」「可動性」「連動性」などの運動機能
「神経」の働き、伝達などの神経活動にも重要だとわかります。
 
これらが不十分だと、「発育」「発達」にもつながります。
 
 
呼吸は、人間の活動にも発育にもとても重要なのですが、呼吸が浅い人がとても多い。
 
 
なぜ、呼吸が浅くなるのか?
これは、日本特有の姿勢教育にあります。
 
胸を張って背筋を伸ばす姿勢です。
この姿勢は十分な呼吸がでなくなるのです。
 
ウツロイに来てくださった方には、必ずする話しですね。
どこへ行っても良くならない方は、正しい姿勢と呼吸を知りに来てほしいと思います。
 
 
 
 
  −お知らせ−
第三回目のセラピスト向けの勉強会
8/6(火)13:00〜16:00
 
前回までの内容)
 第一回:頭蓋骨の基本的なメカニズムと呼吸と姿勢の関連性について
 第二回:内臓不調の反応ポイントや兆候とマッサージが及ぼす悪影響
 
この勉強会でも、呼吸は基本になるので、毎回おさらいのようにやっています。
ご興味のあるセラピストさんは是非お越しください。
 
第三回の内容は、運動連鎖、運動と脳の関連性などをテーマにしてみようかな?
と考えています。
 
 
会費:5,000円
場所:自然整体ウツロイ
残席:1名
 お気軽にどうぞ。