以前から「腸内環境」「腸内細菌」についての記事ばかり挙げています。
重要過ぎて、発信しておきたい気持ちが抑えられません。
今回は、貧血に絡めたお話しです。
不妊でお困りの方も、貧血は治すべき重要項目ですし、記しておきましょう。
腸内細菌は、私たち人と共生関係だと言って来ました。
腸内細菌が整っていなければ生きてはいけません。
腸内細菌の役割り
① 病原体の侵入を防ぐ
② 食物繊維の消化
③ 短鎖脂肪酸の産生
④ ビタミンの産生
⑤ 鉄分の変換
⑥ 免疫の構成
これらが乱れてしまったら、健康的に過ごすなんて無理です。
サプリを摂ろうが、運動しようが、呼吸法しようが、全て意味がない。
腸内細菌によって、私たち人間は生かされている。
鉄分の変換
鉄分を補給する際に「ヘム鉄」じゃなきゃダメ!
と聞いたことはないでしょうか?
ヘム鉄とは、ニ価鉄と言って、人が吸収しやすい形の鉄分です。
ヘム鉄の「ヘム」と「グロビン」が結合して、ヘモグロビンと呼ばれます。
このヘム鉄は、主に動物性の鉄分です。
肉や魚などから摂取しなければなりません。
野菜に含まれる鉄分は、「三価鉄」と言って、普通には吸収されません。
ほうれん草などから摂取する鉄分、鉄瓶や釘煮で補う鉄分は、三価鉄ですから、ほとんど吸収されない。
…なんですが
実は、腸内細菌がこの三価鉄を、ニ価鉄に変換してくれるんです。
これはぼくも最近知りました!
昔々、日本人はあまり肉を食べていなかった様です。
狩猟をしていた地域の民族は食べていたでしょうが、農業の営みが主だった地域の人たちは、肉より野菜を中心に食べていた様です。
なのに、どうやって鉄分を補っていたのか??
と疑問だったのが、ここで解決しました。
日本人は腸が長く、腸内細菌が豊富な民族だった。
その為、野菜からの三価鉄から、ニ価鉄を作り、鉄分を補える状態にあった。
それが、抗生剤やクスリの乱用と欧米食が主流となってしまった事で、腸内環境が乱れ、栄養吸収も栄養生産もできない体になってしまった。
もう、最近の食べ物、スイーツは、もっぱら「和」です。
小麦と乳製品のスイーツではなく、餅や栗やみかん。
健康的〜♪
貧血の人が、病院で処方してもらう鉄剤。
あれは多分吸収できてないから気分が悪く、吐いたりするんです。
腸内環境が悪いと吸収できない。
昔の人が、鉄瓶で茶を沸かしたり、煮物をする時に釘を入れて釘煮にして鉄分を補っていました。
これが適応できたのは、腸内環境がきちんと保てていたからです。
でないと、具合が悪くなる。
貧血を治したければ、まずは腸内環境を整える事が先!
そして、気をつけたいのが、腸内環境を整える際に用いられる方法です。
「食物繊維」を摂りましょう
と言われますが、食物繊維は腸内細菌が分解してくれるもので、人間は消化できません。
ですから、腸内環境が悪い人は、食物繊維が消化できないので、摂り過ぎ要注意です。
少量にしましょう。
「ヨーグルト」が良い
と言われますが、乳製品は基本的にアレルギー物質です。腸内炎症を起こし、腸内環境を見出します。
日本人は日本人らしく、漬け物や味噌汁で腸内細菌を育てましょう。
日本人には、日本人に合った腸内環境を作っていくことが重要。
腸内細菌が豊富でなければ、体調不良が繰り返されることになります。
クスリ、抗生剤などのせいで腸内細菌が死滅していきます。
危険性がない熱は、クスリを控え、体を暖め、頭を冷やし、自然治癒を待ちましょう。
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